箱崎宮前駅(はこざきみやまええき)は、福岡県福岡市東区馬出四丁目にある福岡市地下鉄箱崎線の駅である。駅番号はH05。
駅のシンボルマークは福岡市出身のグラフィックデザイナー、西島伊三雄がデザインしたもので、筥崎宮の大鳥居である。
ここではほぼ同位置に存在した西日本鉄道(西鉄)宮地岳線の箱崎浜駅(はこざきはまえき)についても併せて取り上げる。
貝塚駅が管理し、JR西日本中国メンテック福岡支店が駅業務を受託する業務委託駅である[2]。
歴史
駅構造
- 地下2階に島式ホーム1面2線を持つ地下駅である。
- 筥崎宮最寄り駅であるため、大祭時の混雑に対応する目的で臨時出札口、臨時改札口(有人)がある。2008年の放生会で利用された。
利用状況
2023年度の1日平均乗車人員は4,269人である[4]。
近年の1日平均乗車人員の推移は下表のとおりである。
年度
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1日平均 乗車人員
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2001年(平成13年)
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2,644
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2002年(平成14年)
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2,663
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2003年(平成15年)
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2,608
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2004年(平成16年)
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2,669
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2005年(平成17年)
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2,534
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2006年(平成18年)
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2,567
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2007年(平成19年)
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2,870
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2008年(平成20年)
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3,049
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2009年(平成21年)
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2,941
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2010年(平成22年)
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3,036
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2011年(平成23年)
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3,382
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2012年(平成24年)
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3,323
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2013年(平成25年)
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3,580
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2014年(平成26年)
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3,920
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2015年(平成27年)
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3,807
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2016年(平成28年)
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4,111
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2017年(平成29年)
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4,262
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2018年(平成30年)
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4,580
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2019年(令和元年)
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4,549
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2020年(令和02年)
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3,089
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2021年(令和03年)
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3,280
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2022年(令和04年)
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3,908
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2023年(令和05年)
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4,269
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駅周辺
九州大学箱崎地区が近くにあったこともあり、アパートや大型マンションのほか、昔からの民家などが多数ある。
西鉄宮地岳線 箱崎浜駅
現在の地下鉄箱崎宮前駅よりも海側の位置に存在し、博多湾鉄道汽船の箱崎宮前駅として開業した。西鉄宮地岳線の駅となったのち、1954年(昭和29年)3月5日に新博多(のち、千鳥橋) - 競輪場前(現・貝塚)間が標準軌に改軌され福岡市内線に組み込まれた際に箱崎浜に改称、1979年(昭和54年)2月11日の福岡市内線廃止に伴い廃止された。
ホームは相対式2面2線であった。
隣の駅
- 福岡市交通局
- 箱崎線
- 馬出九大病院前駅 (H04) - 箱崎宮前駅 (H05) - 箱崎九大前駅 (H06)
かつて存在した路線
- 西日本鉄道
- 宮地岳線(福岡市内線編入前)
- 西鉄博多駅 - 箱崎宮前駅 - 箱崎松原駅
- 宮地岳線(福岡市内線貝塚線)
- 浜松町電停 - 箱崎浜駅 - 網屋立筋電停
脚注
関連項目
ウィキメディア・コモンズには、
箱崎宮前駅に関連するカテゴリがあります。
外部リンク