第33独立機械化旅団 (ウクライナ陸軍)
第33独立機械化旅団(だい33どくりつきかいかりょだん、ウクライナ語: 33-тя окрема механізована бригада)は、ウクライナ陸軍の旅団。第10軍団隷下。 概要ドンバス戦争2016年4月1日、ドンバス戦争の影響に伴い、予備軍団(予備役)の機械化部隊として創設された[1]。 ロシアのウクライナ侵攻2022年2月24日、ロシアのウクライナ侵攻では、書類上は存在していたが定員割れで実戦配備可能な状態ではなかった[1]。 2023年1月、2023年ウクライナの反転攻勢用の戦力12個旅団の1個として再編された[1]。 2023年4月、NATOの機密文書が流出し、西側諸国供与のレオパルト2やマックスプロ (MRAP)が配備されたことが判明した[2]。 南部・ザポリージャ戦線→「2023年ウクライナの反転攻勢」も参照
2023年6月上旬、南部ザポリージャ州ポロヒー地区に配備され、第47独立機械化旅団と合同で攻勢を開始したが、アンドリー・ボイコ副旅団長が戦死してレオパルト23輌を含む戦車30輌以上の大損害を出してオリヒウで撃退されたとロシア国防省が発表した[3][4]。 東部・アウディーイウカ戦線→「マリンカの戦い (2022年)」も参照
2024年2月下旬、東部ドネツィク州ポクロウシク地区に再配置され、第79独立空中強襲旅団の援軍でポベダ(マリンカ・フロマーダ)で反撃したが弾薬不足で撤退した[5]。 編制
出典
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