第104独立領土防衛旅団 (ウクライナ領土防衛隊)
第104独立領土防衛旅団(だい104どくりつりょうどぼうえいりょだん、ウクライナ語: 104-та окрема бригада територіальної оборони)は、ウクライナ領土防衛隊の旅団。西部作戦管区隷下。 概要ドンバス戦争2018年6月27日、ドンバス戦争の影響に伴い、ウクライナ領土防衛隊の動員が開始され、リウネ州で創設された[2]。 ロシアのウクライナ侵攻2022年2月24日、ロシアのウクライナ侵攻ではベラルーシと国境を接する西部リウネ州に配備され、リウネ州各都市とベラルーシ国境を防御した[3]。 東部・バフムート戦線→「バフムートの戦い」も参照
2023年4月、激戦地の東部ドネツィク州バフムート地区に再配置され、バフムート南に展開した。ロシア軍陣地とはロシア兵の会話が聞こえる50~70メートルの距離で、5分前に会話した団員が次の瞬間には死んでるような過酷な戦線を維持した[3]。 2023年10月、無人機中隊セラフィムが新編された。 東部・スヴァトヴェ-クレミンナ戦線→「スヴァトヴェの戦い」も参照
2024年2月、東部ルハーンシク州スヴァトヴェ地区に再配置され、友軍の救援でクプヤンシク方面に展開した[4]。 東部・アウディーイウカ戦線→「アウディーイウカの戦い (2022年)」も参照
2024年4月、第59独立領土防衛大隊が激戦地の東部ドネツィク州ポクロウシク地区に再配置され、第47独立機械化旅団の救援でアウディーイウカ北のオチェレティネ方面に展開した。第59大隊がオチェレティネ市内、右翼を第115独立機械化旅団隷下の第1機械化大隊、第2機械化大隊、左翼を第425独立強襲大隊スカラが防御していたが、第47旅団と第115旅団のローテーション時の連係ミスで陣地がもぬけの殻となった隙にロシア軍が郊外まで進出し、独自の戦車部隊、砲兵部隊未編成のオチェレティネ守備隊の戦力不足もあり、5月に陥落した[5][6]。 編制ギャラリー出典
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