稲永駅
稲永駅(いなえいえき)は、愛知県名古屋市港区稲永一丁目にある、名古屋臨海高速鉄道あおなみ線の駅である。駅番号はAN09。 歴史駅構造相対式ホーム2面2線を有する高架駅。上下線のホームに安全対策として可動式ホーム柵を設置。バリアフリーへの対応として、上下線ともにエレベーターを各1基配置。 名古屋市道金城埠頭線(金城ふ頭線)を跨ぐ形で設置されているホームは完全な相対式ではなく、2番線側のホームが北方にずれて配置されている。あおなみ線の運行上の拠点駅であり、朝夕は近くの潮凪車庫から出庫した列車が当駅始発で運行されたり、乗務員の交代が行われる。他の中間駅の標準停車時間は30秒だが当駅のみ45秒である。 現在臨時扱いではあるが、名古屋方面からの最終電車も当駅止まりである。 通常は駅係員無配置駅であり、中島駅が当駅を管理している。 のりば
始発・終着電車当駅の近くに潮凪車庫があるため、当駅を始発となる電車が、平日6・7・16・17時台に各1本ずつ、土・休日7時台に1本設定されている。 また、当駅終着電車が1本、名古屋方面からの最終電車に設定されている。 利用状況2021年度の乗車人員は822,245人[1]、同年度の1日平均乗車人員は2,253人である。飛島村方面からの利用も多い。 近年の年度別乗車人員の推移は下表のとおりである。
近くに地下鉄は通っていないが、利用客は北にある3駅(中島駅、名古屋競馬場前駅、荒子川公園駅)より少ない。しかし2021年時点では荒子川公園駅の利用客が激減したために名古屋駅、名古屋競馬場前駅(港北駅)に次いで多くなっている。 駅周辺当駅はカインズモール名古屋みなとを核店舗とする名古屋港ショッピングモールの西側にある。駅の北側には名古屋臨海高速鉄道の本社事務所がある。駅周辺の北東や南西域は住宅街が、北西側は小規模な工場が広がる。 名古屋市営地下鉄名港線 築地口駅へは徒歩で約30分。路線バスが多数運行されている。
バス路線最寄りバス停留所は、稲永駅となる。以下の路線バスが乗り入れ、名古屋市交通局、飛島公共交通バスにより運行されている。野跡駅と同様に、金城ふ頭方面と各地へのバスとの乗り継ぎ拠点になっている。稲永駅を起終点とする路線はない。
その他地名「稲永」の読み方は、「いなえ」の場合もある(稲永公園・稲永スポーツセンター・稲永ビジターセンターなど)。郵便局は「いなえい」と読むのに対し、銀行の支店(あいち銀行・名古屋銀行)は「いなえ」と読んでいる。なお、名古屋銀行の稲永支店は当駅から徒歩圏内に所在しているが、名古屋市営バス西稲永バス停前に所在していた愛知銀行(現:あいち銀行)の稲永支店は、2023年6月5日に築地口駅近くの港支店内に移転している[10]。 稲永公園(藤前干潟の見学など)は、当駅ではなく一つ先の野跡駅が最寄りである。 隣の駅脚注
関連項目外部リンク
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