秋田県立北欧の杜公園
秋田県立北欧の杜公園(あきたけんりつほくおうのもりこうえん)は、秋田県北秋田市にある広域公園である。 概要県北地域における広域的なレジャーや国際交流の場を提供し、実践することを目的として設立され、平坦な地形の公園内は北欧を思わせる風景が広がる。パークセンターは、フィンランドで加工した木材で作られ、壮大で牧歌的な自然環境を活かした施設整備が行われている。 指定管理者は、2011年(平成23年)3月31日まで「財団法人秋田県総合公社」。同年4月1日から、「北欧の杜パークマネジメント共同企業体」[1]。 2024年1月29日に、都市公園制度制定150周年記念公園施設として北欧の杜公園の「バードサンクチュアリー(水鳥の池 )」が登録された[2]。 経緯北欧の杜公園の計画は1970年代の「大野台開発計画」に遡る。5,000 haに及ぶ大野台の地は当時既に人口流出が深刻な問題となっていた農山村地域において、魅力ある地方都市圏を整備する構想であった。 この計画の一環として「フィンランド村」建設構想が持ち上がったのが北欧の杜整備構想のはじまりである。その後、リゾート法を受けた「北緯40度シーズナルリゾート秋田」構想において、北欧の杜公園は県北の玄関口として位置づけられ、1994年5月29日に一部開園した。 2008年(平成20年)6月15日、全国植樹祭の会場となった。開催テーマは「手をつなごう 森と水とわたしたち」で、参加人数は約11,500人。天皇陛下による「お手植え」の樹種はブナ、トチノキ、秋田スギで、皇后陛下はカツラ、ミズキ、ヤマモミジを植えられた[3]。 園内パークセンターより南側にイベント広場、ドッグランといった宏壮な芝生の広場が広がる。この広場全体のほぼ中間に全国植樹祭の式典会場が設けられ、秋田杉を用いたお野立所が設営されている。 北側には児童向けの遊具や噴水がある「わんぱく広場」、野鳥観察舎、水鳥の池がある。また道路を挟んで反対側にオートキャンプ場、テニスコートがある。2008年の全国植樹祭の植樹会場はこの周辺であった。 東側にはパークゴルフ場があり、冬季には「みんなの休憩所」周辺に冬キャンプ場が開設される。 利用時間・休園日
施設
イベント
アクセス周辺脚注関連項目外部リンク
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