田中ウルヴェ京
田中ウルヴェ京(たなかウルヴェみやこ、旧名:田中京。1967年2月20日 - )は女子アーティスティックスイミング(シンクロナイズドスイミング)元選手かつ1988年ソウルオリンピックシンクロデュエット銅メダリスト。1996年アトランタオリンピックシンクロ日本代表チームコーチ。様々な競技のトップアスリートや経営者を対象としたメンタルトレーニングのセッションを専門とするスポーツ心理学者。学位は博士(システムデザイン・マネジメント学)。日本スポーツ心理学会認定スポーツメンタルトレーニング上級指導士。国際オリンピック委員会(IOC)マーケティング委員。IOC認定アスリートキャリアトレーナー。チーム契約としては、2020年東京パラリンピック車いすバスケットボール男子日本代表チームメンタルコーチ。個別契約として様々な競技のプロ選手やトップアスリートのメンタルコーチを務める。スポーツ庁スポーツ審議会委員。BS-TBS番組審議会委員。 来歴1967年、東京都港区白金台生まれ。6歳時に水泳を始め、10歳でシンクロナイズドスイミング(当時)に転向、この時期に、デュエットのパートナーとなる小谷実可子と出会う[1]。1979年、東京シンクロクラブに入門。 13-14歳カナダ国際ソロ・デュエット大会へ日本代表として出場、デュエットで銀メダルを獲得した。15歳で史上最年少の日本代表Aチーム入りを果たす。聖心女子学院初等科・中等科・高等科を卒業。聖心女子大学へ内部進学する事も考えたが、シンクロとの両立が不可能だったため、日本大学文理学部体育学科へ進学[1][2]。日大在学中の1986年、1986年世界水泳選手権マドリード大会でソロ4位、チーム銅メダルを獲得。1987年、FINAシンクロワールドカップデュエット、チーム銅メダル獲得。1988年ソウルオリンピックシンクロ・デュエットで小谷実可子と銅メダルを獲得する。 1989年に現役引退。日本代表チームのアシスタントコーチに就任。その際、1991年より24歳で日本オリンピック委員会の在外コーチ研修制度で渡米し、アメリカに留学。1995年、カリフォルニア州セントメリーズ大学大学院健康・体育・リクリエーション学部修士課程修了[3]。その後、1996年アトランタオリンピックヘッドコーチアシスタント、フランス代表チーム招待コーチなどを歴任。 私生活では、1992年に留学先のアメリカで現在の夫であるフランス人男性と知り合い、交際。1997年に結婚[1] し一時日本に帰国。1999年、第1子を出産する。その後、同年に夫のMBA取得のためにアメリカ再留学に同行し、1999年からはアーゴジー心理専門大学院にて、認知行動理論、コーピングを学び、2000年、サンディエゴ大学大学院にてパフォーマンスエンハンスメント、アスレティックリタイヤメントを学ぶ。2015年時点で二児の母である。 2001年に再帰国し、個人事務所を設立[1]。その後、株式会社ポリゴンを起業し、アスリートからビジネスパーソンまで広く一般にメンタルトレーニング指導を行う。企業での講演、研修も連日行なっている。 2015年、慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科博士課程入学。 2017年4月、国際オリンピック委員会(IOC)マーケティング委員に就任。 2021年3月、博士課程単位取得退学。12月、博士学位取得、博士(システムデザイン・マネジメント)。 出演番組※2023年4月現在。レギュラー、準レギュラー及び過去、それに準ずる出演をしていた番組のみを記述。 テレビ
ラジオ著書
脚注出典外部リンク |
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