無理矢理、マツコ。
『無理矢理、マツコ。テレ東に無理矢理やらされちゃったのよ~』(むりやりマツコ テレとうにむりやりやらされちゃったのよ~)は、マツコ・デラックスがテレビ東京系列の異なる深夜番組5本に出演するプロジェクト。2018年5月20日から6月11日まで(日曜未明(土曜深夜))及び水曜未明(火曜深夜・ソコアゲ★ナイト枠)、最終日は月曜未明(日曜深夜))に放送された。全5回[1]。 概要テレビ東京がマツコには事前に全く企画を伝えず、無理矢理5つの企画をやってもらうというプロジェクト。それぞれの企画は30分の単発番組として放送される。実験的な企画が多く、テレビ東京系列の番組にマツコが出演するのは2013年1月以来約5年ぶりとなる。 マツコ監禁 100人の愚痴を聞く2018年5月20日放送。マツコは監禁部屋を模したスタジオで愚痴をひたすら聞き、100人の愚痴を聞くまで解放されないという企画[2]。ゲストが登場しスタジオで実際に愚痴を聞くパートと、モニターでVTRを見て愚痴を聞くVTRパートが交互に放送され、VTRパートではグループの場合愚痴が1つでも人数分がカウントされた。30分の放送枠には収まりきらず、一部のVTRは2倍・4倍速の編集で放送された。ナレーションはガンバレルーヤまひるが担当。カットされた映像の一部は「こぼれマツコ。」としてインターネットで期間限定配信された。 出演者
ゲスト
スタッフ
マツコがマネーをあげたいクイズ2018年5月22日放送。公式略称はMMQ。司会者のマツコが回答者の手助けをするという内容のクイズ番組で、番組いわく「史上初めての試み」。全5問を正解することが出来れば100万円の賞金が贈呈される。クイズの問題はすべて5枚のカードになっており、1・2問目は超簡単なA問題のカード、3・4問目は一般常識レベルのB問題のカード、5問目は一般正解率10%以下のC問題のカードとなる。マツコは5枚のカードの中から回答者が答えられそうなものを選択し出題する。不正解の場合、そのカードは破棄され新たな問題が1枚追加される。回答者は計3回不正解すると失格となる。クイズを不得意とする解答者が集められたが、主にTBSで活躍するSASUKEオールスターズチーム(山田勝己・漆原裕治・日置将士・川口朋広)が不正解1回で5問正解を達成し100万円を獲得した。 出演者(MMQ)スタッフ(MMQ)
レンタルマツコ! マツコ、20分100円でレンタルはじめたってよ2018年5月27日放送。スタッフが街でマツコを20分100円で貸すと売り込み、その様子のVTRを見てレンタル先をマツコが選択する。売り込みは小岩で行われた。2軒の家へレンタルされ、それぞれの要望は「彼女へのサプライズ」「愛犬のお散歩をして」だった。20分100円という料金が番組タイトルにもなっているが、現金で受け取るのは忍びないとして受け取ることは無かった[注 2]。 出演者(レンタルマツコ)
スタッフ(レンタルマツコ)
マツコ、昨日死んだってよ。2018年5月30日放送。マツコは棺桶に入るという事以外何も聞かされておらず、ほとんどのシーンを棺桶に入り目をつむった状態で出演した[3]。追悼特番を模したコントのような番組で、マツコが死去したという設定でマツコを偲び、過去の発言や親交があった人物が思い出を振り返るという企画。番組冒頭に「訃報 マツコ・デラックスさん急死」というニュース速報を模倣したVTRが差し込まれる所から番組は始まり、その後は追悼特番を模倣したVTRが流れるという構成だった。速報のVTRは号外が配られるシーンやインタビューで驚く一般人の映像が入るなど完成度が高く、追悼特番のVTRも重い雰囲気で作られていたが、一貫してコントである事を示唆するテロップは挿入されず番組は進行した。終盤では追悼特番の司会をしていた滝藤賢一が「テレビがマツコを殺した」と憤慨し、スタジオのスタッフに暴力を振るうと、スタジオに設置されていたモニターにCGで作られたようなマツコが映し出され、同時に日本中のテレビや携帯電話に同じ映像が浮かび、マツコは概念になるという斬新な展開を見せた。なお追悼特番のナレーションは元NHKアナウンサーの有働由美子が担当し、これが民放初出演となった。 出演者(マツコ、昨日死んだってよ。)スタッフ(マツコ、昨日死んだってよ。)
テレ東に無理矢理やらされちゃったのよ~2018年6月11日放送。マツコ、テレビ東京・報道局経済解説委員・池谷亨。同・プロデューサー・濱谷晃一がスタジオに揃い、「無理矢理~」プロジェクトの反省会、総括を行う[4]。4番組のプロデューサーもガヤとして参加。池谷、濱谷は企画以前からのマツコの知人であり、愚痴の聞き手として参加した。テレビ東京の思い出、初のテレ東出演作『愛のむち』(プロデューサー・濱谷晃一)も思い出の一つとして放送された。久々のテレビ東京出演を「(昔の思い出から)判官びいきをしていた。弱者ゆえに応援しようとしていたが(MXや地方局と比較して)もう立派なテレビ局。ネット局が少ないだけ」とまとめた[1][4]。
脚注注釈出典
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