清水久嗣
清水 久嗣(しみず ひさし、1980年8月30日[1] - )は、日本のフリーアナウンサー[2]。ニッポン放送編成局スポーツ部と契約している。そのほかフジ・メディア・テクノロジー(旧東京フィルム・メート)、MAXキャスティングからキャスティング業務を委託される。マネジメントは、山崎隆士(株式会社ザッキーファーム)。 来歴千葉県市川市出身。小学生時代から競馬に興味があり、友人達と競馬実況の真似事の遊びをした。放送研究会がある大学進学を目指し[3]、成蹊大学に進学した[1]。 在学中、『ニッポン放送ショウアップナイター』の学生アルバイトとしてスコア付けを都合5年担当した。また、アナウンススクールはラジオNIKKEIのレースアナウンサー養成講座に通っていた[4]。 就職活動では、スポーツアナウンサーを目指して活動し、アルバイトをしていたニッポン放送の採用試験を受験し、2004年入社の飯田浩司とともに社長面接を受けたが、清水は不採用とされた[3]。1年間の就職留年を経て、同大卒業後の2005年4月、TOKYO FMに一般職で入社した。入社後は報道・情報センターの記者職として配属され、ストレートニュースや東京都庁、国会担当記者やスポーツの現場を持ち回り担当した[3]。 しかし、スポーツ実況への思いを捨てがたくしていたが、当時ニッポン放送に中途入社していた石黒新平が一身上の都合で同社を退職した事で採用枠が空き、2007年3月31日付でTOKYO FMを退職した。フリーアナウンサーへ転身し、2007年4月1日付でニッポン放送スポーツ部所属の契約アナウンサーとして採用された[1]。 移籍以降、ショウアップナイターやNRN系列局のナイター中継でのベンチレポートやNRN系列局への裏送り中継、フレッシュオールスターゲームのベンチレポート、競馬中継などを担当する。また、雨天予備カードの実況担当になることはあったもののいずれも放送されず、2007年9月12日の埼玉西武vs福岡ソフトバンク(西武ドーム、KBCホークスナイターへの裏送り)で正式に実況デビューした。 ショウアップナイターのレギュラー実況は少ないが、2008年と2009年にフレッシュオールスターゲームを実況した。2012年4月6日のRCCカープナイターへの裏送り中継で、当時広島に在籍していた前田健太のノーヒットノーラン達成のシーンを実況した。2022年9月25日のヤクルト2年連続優勝、2023年9月14日の阪神18年ぶり優勝と、ショウアップナイターの中継において、2年連続でセ・リーグ優勝の瞬間を実況した[5]。 フリーアナウンサーであるため、ニッポン放送の公式サイトのアナウンサープロフィールに名前は載っていないが、2010年からはショウアップナイターの実況アナウンサーのページに紹介が載せられるようになった。同様の理由から、ニッポン放送での活動とは別に、千葉ロッテマリーンズ主催試合のテレビ及びインターネット中継の実況およびリポーターも担当している。 競馬実況では、2008年のジャパンカップダートで初めてG1レースを実況した。その後、2009年は桜花賞、安田記念、天皇賞(秋)などを担当し、同年4月5日放送分から『日曜競馬ニッポン』総合司会に抜擢された。2020年11月15日の第45回エリザベス女王杯をもって現存する全ての平地GI競走を実況した。また同一競走の連続実況も多く、2010年以降の皐月賞、日本ダービー(2010年 - 2020年)、有馬記念、2011年以降の菊花賞のように10回以上続いているレースもある。 2014年ソチオリンピックでは現地リポーターを担当した。 プライベートでは、学生時代から都合10年以上交際していた個人事業主の女性と両家の親から諭されるように、結婚した[3]。 人物
出演番組現在テレビ
ラジオ
インターネット動画配信
過去テレビラジオ
他、番組内でのレポートなど その他ゲーム
脚注注釈出典
外部リンク
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