江釣子ショッピングセンター パル
江釣子ショッピングセンター『パル』(えづりこショッピングセンター『パル』)とは、岩手県北上市にあるショッピングセンターである。運営主体は協同組合江釣子ショッピングセンター。イオン江釣子店を核に80の専門店が立ち並ぶ。店舗面積は22,584m2で、北上市2位、岩手県6位である[1]。 概要江釣子地区に東北自動車道のインターチェンジ建設計画(現・北上江釣子インターチェンジ)が出てきたことをきっかけに[2]、当時人口わずか8,000人の江釣子村(現・北上市)にショッピングセンターを建設する構想が1973年(昭和48年)に立ち上がる。 現在の協同組合理事長である高橋祥元が中心となって村内外の零細小売業者が結集し、ショッピングセンター調査研究の視察・自主勉強会・地権者交渉・組合員募集・ゼネコンの交渉等と準備を進めた。国の高度化事業による小売商業店舗等共同化事業も導入したが、このショッピングセンター計画に対し「江釣子事件」と言われるほどの反対運動が起き、当時の大店法下で全国初の広域商業活動調整協議会が設置され[2]、協議が行われた。 このような数々の試練・経験を乗り越え、核店舗に岩手県第1号店となるジャスコ(現・イオン)を迎え、国内としては4例目の地元主導型ショッピングセンター[3]として1981年(昭和56年)12月5日に開業した。 店舗のスクラップアンドビルドを積極的に行うイオングループであるが、当ショッピングセンターに進出したジャスコ江釣子店(現・イオン江釣子店)は開店40年を超え、ショッピングセンターとしても2009年(平成21年)4月24日にオープン日(1981年12月5日)から数えて10,000日を達成する比較的古参な店舗である。 組合理事長の高橋祥元は、現在日本ショッピングセンター協会の副会長を務めている。 沿革
フロアとテナントテナントについては、「フロアガイド」を参照。 フロア概要核店舗のイオン江釣子店と80の専門店で構成される。
1階の吹き抜け下にあるイベント用ステージ「ジョイスタジオ」はサテライトスタジオも兼ねており、テレビ岩手の夕方ワイド番組「5きげんテレビ」では毎月第4火曜日に「グーチョキPAL」と題して生放送を実施している他[5]、IBC岩手放送(IBCラジオ)も開業当初より『パルジョイスタジオ TOKIMEKIらんど』(1992年12月まで)、『ウイークエンドパル コスモパルタン』(1993年1月から)などラジオ番組の収録・公開生放送を実施している[6][7]。 アクセス北上江釣子ICそば、国道107号線 江釣子バイパス沿いに隣接する。 鉄道バス自動車駐車場当施設の駐車場は、1,570台利用可能である。
周辺
脚注
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