水巻駅(みずまきえき)は、福岡県遠賀郡水巻町頃末南一丁目にある、九州旅客鉄道(JR九州)鹿児島本線の駅である。駅番号はJA18。
歴史
年表
駅名の由来
開業時の地名が由来。地名は開業以来変わっていない。
「水巻」の地名は、立屋敷の八劔神社に合祀されている保食神社(うけもちじんじゃ)の棟礼に、「保食宮は昔、水巻宮と称す。水巻は、地名にして水の巻く意なり」と記されていることが由来となっている。
駅構造
相対式ホーム2面2線を有する地上駅[8]。駅の西側(遠賀川寄り)に踏切があり、駅舎(改札口)は1・2番ホーム両方に設置されている。1番ホームに隣接して北口駅舎が、2番ホームに隣接して南口駅舎がある。ただし日中は南口は無人で、自動改札機だけ稼動している。改札内に地下道が設けられており、改札内で両ホーム間を移動することも可能である。
上りホームは3両編成(813系の場合)であっても4両編成の停車目標で、7両編成(811系・813系併結列車)であっても8両の停車目標で停車するため、1両分通路から離れた状態になる。なお、この場合でも表示や案内は行われない。
北口から1番ホームにスロープができ、南口から2番ホームにエレベーターができたが、地下通路にはつながっていないので段差がある。
駅周辺が狭いことから1996年に水巻駅周辺整備検討委員会を設置し、周辺整備事業の一環として橋上駅舎化も検討されたが、費用などの問題からのちに断念され、実現には至っていない。2023年3月末には南口の整備が完了し、ロータリー、駐車場、タクシー・バス待機スペースなどが整備された[9]。
のりば
のりば |
路線 |
方向 |
行先
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1
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鹿児島本線
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上り
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小倉・下関方面
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2
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下り
|
赤間・博多方面
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利用状況
2021年(令和3年)度の1日平均乗車人員は1,662人である[10]。
JR九州及び水巻町統計資料「知るえッと」によると、近年の1日平均乗車人員の推移は下記の通り。
年度
|
1日平均 乗車人員[11]
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1961年
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159
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1962年
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537
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1963年
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808
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1964年
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1,013
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1965年
|
1,349
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1970年
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3,885
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1975年
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2,543
|
1980年
|
2,725
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1985年
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3,453
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1990年
|
2,957
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1994年
|
2,762
|
2007年
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2,184
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2008年
|
2,203
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2009年
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2,239
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2010年
|
2,227
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2011年
|
2,241
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2012年
|
2,239
|
2013年
|
2,276
|
2014年
|
2,210
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2015年
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2,139
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2016年
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2,134
|
2017年
|
2,127
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2018年
|
2,132
|
2019年
|
2,068
|
2020年
|
1,598
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- 1961-1994年は『水巻町誌 増補』2001年、344頁
駅周辺
バス路線
駅最寄バス停は、駅南口付近に設けられている水巻駅南口バス停。
2009年3月までは駅最寄バス停は、水巻駅バス停、水巻駅第二バス停、水巻駅前バス停の計3ヶ所あり、以下の3路線が運行していたが、いずれも廃止され、同年4月から上記の路線に移管された。
- 水巻駅バス停(水巻駅南口付近)
- 水巻駅第二バス停(水巻駅前交差点付近)
- 水巻駅前バス停(水巻町役場付近) ※片側のみ設置
隣の駅
- 九州旅客鉄道(JR九州)
- 鹿児島本線
- ■快速
- 通過
- ■区間快速(一部列車のみ停車)・■普通
- 折尾駅 (JA19) - 水巻駅 (JA18) - 遠賀川駅 (JA17)
脚注
関連項目
ウィキメディア・コモンズには、
水巻駅に関連するカテゴリがあります。
外部リンク
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門司港 - 博多 | |
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博多 - 荒尾 | |
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博多臨港線 | |
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貨物支線 (2008年廃止) | |
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*打消線は廃駅 |