槻木町 (池田市)
槻木町(つきのきちょう)は、大阪府池田市にある地名である[1][2]。丁番をもたない単独町名である[3][2]。郵便番号は 563-0057 である[4]。当地域の人口は、2017年12月末時点で 1,236 人である(池田市市民生活部総合窓口課の資料による)[2]。面積は、2018年3月末時点で 0.062 平方キロメートルである(池田市市長公室広聴文書課の資料による)[2]。 地理池田市の西端部に位置する[5][3][6]。北は、西本町、栄本町と接しており、東は、栄町と接している[3]。南は、室町と接しており、西は、兵庫県川西市と接している[3][5]。当地域は、池田市立池田小学校、および池田市立池田中学校の校区に含まれる[7]。当地域の西端を猪名川が流れている[3]。当地域の東部に国道176号が通っており、南部には阪急宝塚本線が通っている[3][5]。施設には、槻木町第1公園[8]、五月湯[9]などがある。 歴史2番地に当たる場所の付近に、呉織と漢織が葬られたとされる塚が存在し、「くれむろ」「あやむろ」と呼ばれた。後年になって、それらが「梅室」「姫室」と呼称されるようになった[1][10][11][12][13]。この「姫室」は、市内にある姫室町の地名の由来となっている[10]。1746年(延享3年)の『池田村絵図』によると、当地域は「月ノ木町」と表記されている[14]。1762年(宝暦12年)の絵図には、「槻木町」の表記が確認できる[14]。俳人、井上稲丸が宝相庵(現在の源立寺)にしばらくの間住んでいたことから、1809年(文化6年)に稲丸塚が建立された[11][15][16]。 1866年(慶応2年)6月、実業家の田村駒治郎が池田村槻木に生まれる[17][18]。1910年(明治43年)3月10日に箕面有馬電気軌道(現在の阪急電鉄)の宝塚線および箕面支線の営業が開始された際、その祝賀会が2番地で開催された[19][20][13][1]。2番地には、同社の池田車庫があり、1970年(昭和45年)に廃止されるまで長く使用された[19][5][1]。同地には、後に阪急池田ゴルフ練習場や池田阪急テニスコートなどが開設された[13][1]。1994年(平成6年)4月27日には、阪急池田ゴルフ練習場がリニューアルして開設されている[13]。阪急池田ゴルフ練習場および池田阪急テニスコートの跡地が、2005年(平成17年)に阪急不動産(現在の阪急阪神不動産)に譲渡され、マンション「ジオ・パークスクエア池田」などが建設される[21][22][6]。2021年(令和3年)、美容室「やわらぎ」が開店される[23]。 脚注
参考文献
|
Portal di Ensiklopedia Dunia