栃本翔平
栃本 翔平(とちもと しょうへい、1989年12月21日 - )は、北海道札幌市出身の元ノルディックスキージャンプの選手である。 来歴札幌市立藤野小学校、札幌市立藤野中学校[1]、北海道尚志学園高等学校(現北海道科学大学高等学校)を経て、2008年から雪印乳業(2011年吸収合併により雪印メグミルク)に所属する。 小学3年生の時から札幌ジャンプ少年団に所属し[1] 同い年の伊藤謙司郎と多くの大会でタイトルを分け合ってきた。地元で開催された2007年ノルディックスキー世界選手権札幌大会ではラージヒル個人戦で日本チーム最高の16位、団体戦では銅メダル獲得に貢献。その後のノルディックスキージュニア世界選手権では個人、団体共に銀メダルを獲得した。 2007年のサマーグランプリ白馬大会は1日目2位、2日目優勝の成績を挙げた。翌2008年のジュニア世界選手権では個人戦1本目首位に立ったものの2本目逆転されまたしても銀メダルに終わった。 2009年のチェコ・リベレツで行われた世界選手権では、個人ラージヒルでは30位以内に入れなかったため2本目に進めず、34位に終わったが、団体では1本目123.5m、2本目では127.0mの大ジャンプを決めて、日本の2大会連続銅メダル獲得の立役者となった。 2010年バンクーバーオリンピックの代表に小中学校の時に同級生だったスノーボードの工藤洸平と共に選ばれ出場[1]、ノーマルヒルでは1回目で37位となり2回目のジャンプには進めなかった[2]。ラージヒルでも45位で2本目に進めず、葛西紀明・伊東大貴・竹内択と組んだ団体戦では5位だった。 2012年1月7日の第53回雪印メグミルク杯全日本ジャンプ大会で、宮の森ジャンプ競技場のバッケンレコードを更新する104.0m(従来の記録は102.5m)を記録。 2017年2月4日の第29回UHB杯ジャンプ大会で大倉山ジャンプ競技場のバッケンレコードに並ぶ146.0m(冬季の現プロフィールでは新記録)を記録、史上初めて大倉山と宮の森のバッケンレコードの同時保持者となる。 2021年は国内公式戦で6年ぶりに優勝[3]の他、2位1回、3位1回など安定して上位の成績を収めた。 2023年3月に現役を引退し[4]、雪印メグミルクを退社。その後竹内択の「team taku」コーチ兼マネージャーに就任した[5]。 主な成績国際大会オリンピック
世界選手権
フライング世界選手権
ジュニア世界選手権
ワールドカップ
サマーグランプリ
コンチネンタルカップ
国内大会
脚注
外部リンク |
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