宮の森ジャンプ競技場(みやのもりジャンプきょうぎじょう)は、札幌市中央区宮の森にあるスキージャンプの競技場(ノーマルヒル)。大倉山ジャンプ競技場とともにナショナルトレーニングセンター競技別強化拠点施設になっている[3]。
沿革
1972年札幌オリンピック開催に向けて、当初は大倉山シャンツェに併設している雪印シャンツェを改修して使用する計画であったが、オリンピックで使用するには敷地が狭いことなどから[4]、70m級のジャンプ台を十二軒沢(現在の宮の森)に新設することになった[5]。
大倉山共々ジャンプ台の老朽化が進んでおり、2024年11月に札幌市は大倉山にノーマルヒルを増設してデュアル化する一方で、宮の森については廃止する方向で検討していることを明らかにした。跡地の利用方法などは未定[12]。
施設
- ジャンプ台
- アプローチ : 91.8 m
- 助走路 : 80.12 m
- 助走路最大斜度 : 36°
- テイクオフ斜度 : 10.5°
- 着地斜面(ランディングバーン) : 142.9 m
- 着地斜面最大斜度 : 36.5°
- P点=標準点 : 81.95 m
- K点=極限点 : 90 m
- ブレーキングトラック : 100 m
- 標高差 : 104.4 m
- 全長 : 334.7 m
- 運営本部塔
- 審判台
バッケンレコード
「宮の森ジャンプ競技場のあゆみ」参照[13]
年月日 |
氏名 |
記録 |
大会名
|
K点86m
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1970年1月24日 |
浅利正勝 |
85.0 m |
第25回北海道スキー選手権大会
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1970年1月28日 |
金野昭次 |
85.0 m |
第11回雪印杯
|
1970年3月20日 |
青地清二 |
85.5 m |
札幌オリンピック特別強化選手選考記録会
|
1973年1月14日 |
金野昭次 |
88.0 m |
第14回雪印杯
|
1977年3月23日 |
久保田三知男 |
91.0 m |
宮の森ナイタージャンプ公式記録会
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1981年2月27日 |
T・クリスチャンセン |
91.5 m |
第52回宮様スキー大会
|
1983年改修 K点90m
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1984年1月8日 |
秋元正博 |
93.5 m |
第25回雪印杯
|
1984年1月14日 |
V・アホネン |
94.5 m |
第12回札幌オリンピック記念
|
1984年3月2日 |
エルンスト・フェットーリ |
99.0 m |
第55回宮様スキー大会
|
1990年 助走路をフロストレール化(人工霜製造装置付アルミレール)
|
1995年2月24日 |
西方仁也 |
100.0 m |
第66回宮様スキー大会
|
1996年 助走路にセラミックトラック導入
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2004年3月19日 |
葛西紀明 |
101.0 m |
第28回伊藤杯宮の森ナイター
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2006年1月7日 |
アンデシュ・バーダル |
102.5 m |
第34回札幌オリンピック記念
|
2012年1月7日 |
栃本翔平 |
104.0 m |
第53回雪印杯
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大会実績
アクセス
大倉山ジャンプ競技場まで車で約5分、徒歩で約30分の距離にある[14]。一般利用可能の駐車場はない。
脚注
参考資料
外部リンク
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中核拠点 | |
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競技別強化拠点 |
冬季競技 | |
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海洋・水辺系競技 | |
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屋外系競技 | |
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高地トレーニング | |
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その他 | |
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