札幌理工学院
札幌理工学院(さっぽろりこうがくいん)とは、北海道江別市野幌若葉町85-1にあった私立の専門学校である。北海道測量専門学校の略称は測専。札幌理工学院専門学校以降は略称不明。 概要北海道知事認可の専門学校。1973年4月、北海道の開発を担う人材育成に資するため、地元の建設業界・建築業界の強い要請により、財団法人全国建設研修センター付属の建設技術教育に関する専門学校である「北海道測量専門学校」として開校。 卒業と同時に測量士補を、2年実務経験で測量士を取得できる資格が特徴だった。ほかにも小型車両系建設機械(整地・運搬・積込み用及び掘削用)の運転、移動式クレーンの運転の業務に係る特別教育(つり上げ荷重1トン未満)、玉掛けの業務に係る特別教育(つり上げ荷重1トン未満のクレーン等にかかわる作業)、福祉住環境コーディネーター、インテリアコーディネーターなど、在学中の資格取得体制に力を入れていた。 廃止直前の就職率は100パーセント(公式サイトより)だったが、民間企業の通信教育充実・資格予備校など競合他社の出現や、少子化の影響により学生の減少に歯止めが掛からず、2013年3月をもって閉校した。授業の半分以上は実習に費やされていた。閉校後の跡地には2018年に「愛隣チャペルキリスト教会」が入居している。 沿革
キャンパス
1号館(本館)、2号館、3号館がありそれぞれ連絡通路で繋がっていた。
1階 実験室・器材室など
この他に、構内には、測量実習ゾーン、バスケットボールが出来るプレーゾーンがあり、自家用車で通学する学生のために学生用の駐車場も完備されていた。 学生生活学科
学校関係者校長・学院長[1]
副校長・副学院長
その他
教員
研究者教員よりも、実務家教員(測量会社役員・土木会社役員等)や周辺大学の兼任教員が多かった。 就職実績毎年、国家公務員Ⅲ種試験に数名合格し、北海道開発局や北海道庁に入局・入庁していた。一般企業は、主に地元の中堅企業(測量会社・地図製作会社・土木会社)が多く、札幌の企業に毎年卒業生の半数が就職していた。 その他
アクセス
外部リンク
注釈
参考文献
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