鏑木 政岐(かぶらぎ まさき、1902年(明治35年)7月24日 - 1987年(昭和62年)12月27日)は、日本の天文学者。専門は恒星天文学。東京大学名誉教授。
人物
石川県金沢市に神官の子として生まれる。旧制第四高等学校を経て、1926年(大正15年)に東京帝国大学理学部天文学科を卒業し、同学部の助手ならびに東京天文台の技手となる。
1934年(昭和9年)理学博士の学位を授与され、1934年(昭和9年)東京帝国大学理学部助教授に就任。1946年(昭和21年)東京大学理学部教授となり1963年(昭和38年)に定年退官した。1963年(昭和36年)東京理科大学理学部教授となり1973年(昭和48年)に退職。1957年(昭和32年)には天文博物館五島プラネタリウム初代館長も務めた。
1973年(昭和48年)北海道測量専門学校初代校長となり1974年(昭和49年)に退職。
鏑木は平山清次に師事した[3]。鏑木の弟子には高瀬文志郎、石田蕙一がいる[3]。
著書
単著
- 鏑木政岐『宇宙構造論』岩波書店〈岩波講座物理學〉、1939年。
- 鏑木政岐『太陽と月 : 天体の魅力』東洋圖書〈學習全書〉、1948年。
- 鏑木政岐『星と星雲 : 天界の魅力』東洋圖書〈學習全書〉、1948年。
- 鏑木政岐『應用天文學 : 地球上の位置決定法』河出書房、1951年。
- 鏑木政岐『宇宙』(増訂版)毎日新聞社〈毎日ライブラリー〉、1961年。
- 鏑木政岐『太陽と私たちの生活』岩崎書店〈新版少年の観察と実験文庫〉、1964年。
- 鏑木政岐『宇宙の神秘』あかね書房〈少年少女最新科学全集〉、1969年。
共編著など
- 關口鯉吉, 松隈健彦, 鏑木政岐『天體物理学 . 天體力学 . 宇宙構造論』私製〈岩波講座物理學〉、1939年。
- 坪井誠太郎, 坪井忠二, 鏑木政岐『地学 : 高等学校の科学』大日本圖書、1948年。
- 理科研究委員会, 鏑木政岐『太陽や月や星は生活にどんな関係があるか』大日本図書〈私たちの科学研究〉、1949年。
- 鏑木政岐, 日高孝次, 小林貞一, 辻村太郎『地學概論』(増補版)朝倉書店、1950年。
- 鏑木政岐、清水彊『天文学習図鑑』東洋図書、1950年。
- 『宇宙』(編著)毎日新聞社《毎日ライブラリー》、1952年(昭和27年)
- 坪井誠太郎, 坪井忠二, 鏑木政岐『地学 : 解説と指導』大日本図書、1956年。
- 『理科基礎講座 第10巻 (地学 第1)』正野重方共著 岩崎書店、1956年(昭和31年)
- 鏑木政岐, 正野重方『地学精説 : 大学課程』森北出版、1958年。
- 『少年少女天文図解百科』(編著) 岩崎書店、1958年(昭和33年)
- 『新天文学講座 第8巻 銀河系と宇宙』(編著)恒星社厚生閣、1958年(昭和33年)
- 『地学精説 大学課程』正野重方共編 森北出版、1958年(昭和33年)
- 坪井誠太郎, 坪井忠二, 鏑木政岐『地学』大日本図書、1962年。
- 『天文気象図鑑』監修 東雲堂出版《東雲堂図鑑シリーズ》、1967年(昭和42年)
- 坪井誠太郎, 坪井忠二, 鏑木政岐『地学 : 教授用指導書』(新訂版)大日本図書、1970年。
論文
参考文献
脚注・出典