本塁打競争 (ほんるいだきょうそう、ホームラン競争[ 1] ,ホームランダービー[ 2] とも英語 : The Home Run Derby )は、MLBオールスターゲーム の関連イベントとして1985年 から行われるようになった、出場者による本塁打 の本数を競うメジャーリーグベースボール の興行で、基本的にはオールスター前夜祭として、本戦の前日夜に開催される。
出場選手は基本的にオールスター出場選手の中から選ばれるが、辞退者などがある場合この限りではない。また、2005年 には翌年 のワールド・ベースボール・クラシック 開催を睨 ( にら ) んで、同大会出場国の国別対抗戦の形で行われた。
現在のルール(2015年以降)
オールスター出場選手の中からさらに8人を選抜して、本塁打の本数の合計を3ラウンドで競う。1回戦は4組、準決勝は2組でそれぞれ本塁打数を争う。
4分間に球数無制限で本塁打数を争う。途中1回45秒間のタイムアウトが可能。決勝では1回30秒のタイムアウトが追加される。飛距離440フィート(134.112m)以上のホームランを2本以上打つと30秒間のボーナスタイムが得られる。本塁打数が対戦者と同数になった場合は、1分間のタイブレーク が追加される。それでも同数の場合は、時間制限はなく決着が着くまで3スイングずつ打っていく。なおタイブレーク中のタイムの追加や停止はない。
2024年からは選手の負担を軽減させるため、第1ラウンドを出場者全員で競い、上位4名が準決勝以降のトーナメントに進出[ 3] 。
2006年から2014年までのルール
オールスター出場選手の中からさらに8人を選抜して、本塁打の本数の合計を3ラウンドで競う。まず第1ラウンドを行い、本数上位4選手が第2ラウンドへ進む。第2ラウンドでは前ラウンドとの合計本数を争い、上位2名が決勝戦に進む。決勝戦はそれまでのラウンドでの本数は関係なく、決勝戦の本数だけで争う。
本塁打以外は全てアウトと計算し(ファウルや空振りもアウトになる。ただし「見逃し」は許されていて好球が来るまで待つことができる)、1選手1回の試技で10アウトになるまで打つことができる(1回10球までというわけではない)。
競技結果
1980年代
1985年
1986年
1987年
1988年
1989年
1990年代
1990年
1991年
1992年
1993年
* プレーオフでゴンザレスに敗退
1994年
1995年
* 決勝でベルが勝利
1996年
1997年
* 決勝でウォーカーを破る
1998年
1999年
* 第2ラウンドでバーニッツに敗れる
2000年代
2000年
2001年
2002年
2003年
2004年
2005年
2006年
2007年
^b プレーオフでプホルスが勝利
2008年
2009年
^a プレーオフでプホルスが勝利
2010年代
2010年
2011年
^c 5本で並んだ3者によるプレーオフの結果、フィルダー(5本)とオルティーズ(4本)がホリデイ(2本)を下し第2ラウンド進出
2012年
※イタリック体の数字は2選手によるスイング・オフの成績
2013年
※^a 10本ミスできるが5本のミスで達成
2014年
* 1回戦の1位選手は2回戦を免除される。
2015年
2016年
2017年
2018年
2019年
2020年代
2021年
2022年
2023年
2024年
関連イベント
脚注
外部リンク
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