日本レースクイーン大賞
日本レースクイーン大賞(にほんレースクイーンたいしょう)は、日本のレースクイーンに関する賞。 本記事では、派生イベントである「新人グランプリ」についても述べる。 概要東京オートサロンの実質的な運営母体であり、レースクイーン専門誌『ギャルズパラダイス』が発行部数が低迷する中、モバイル版ギャルズパラダイスを運営していた株式会社トランスポーツ(現:株式会社サンズ)が中心の「日本レースクイーン大賞実行委員会」が主催するコンテストとして2010年より始まった。授賞式も東京オートサロンの中で行われるのが恒例となっている。 2023年現在は、日本のレースクイーンの中から実行委員会が選んだ100人がノミネートされ、その後一般のファンからの投票により100人→20人→5人と選抜が行われる方式である。最終的に上位5人が「日本レースクイーン大賞」受賞者となるほか、最上位のレースクイーンには「グランプリ」が授与される。 2013年からは、2010年より『ギャルズパラダイス』携帯サイトで毎年行われている「新人グランプリ」が本大賞の新人賞として位置づけられることになった[1]。その年のSUPER GTでデビューしたレースクイーンを対象としており[2]、最終結果は毎年7月上旬に開催されるイベント『ギャルパラ七夕祭り』で発表されている[注 1]。また同年には、レースクイーンのNo.1コスチュームを決定する「コスチューム部門」(通称「コスチュームGP」)も設置されている[3]。 2020年は新型コロナウイルス感染症流行の影響でレーススケジュールが大幅に変更されたことから、グランプリを始めとする大賞の選考は行われず、新人グランプリとコスチュームグランプリのみの開催になることが9月18日に発表された[2]。授賞式も東京オートサロン自体が幕張メッセでの客入れ開催を見送ったことから、東京・秋葉原のパセラリゾーツ内での開催に変更された[4][5]。 SUPER GTでは2024年度よりレースクイーンの呼称を『レースアンバサダー』にすることを同年3月16日に発表[6]。これに伴い日本レースクイーン大賞は15回目の同年より『レースアンバサダーアワード』(RACE AMBASSADOR AWARD)に改めて開催することとなった。同時に実行委員会も「モータースポーツアンバサダーアワード実行委員会」に改称している[7]。 冠スポンサー2015年度(第6回)からは大会自体に冠スポンサーが付くようになり、年によってはスポンサー名を冠した賞が設けられることがある。なお、2020年度は先述の理由から冠スポンサーは付かなかった。
司会者など2014年(第5回)はテレビ東京の狩野恵里アナウンサー[注 3]、2015年(第6回)は後述の佐野真彩[19]が授賞式の司会を担当。2016年(第7回)からは渡辺順子が“日本レースクイーン大賞 オフィシャルMC”として定着し現在(2023年度)に至るが[20][4][TW 1][動画 1][動画 2]、2019年度(第10回)は渡辺が結婚・出産[TW 2]したことに伴い安東弘樹と水村リア[12][動画 3]に交代したため、一時降板していた。 司会者以外では、2010年の第1回でオートサロンイメージガールユニット『A-class』の2011年度メンバーだった葵ゆりか、春菜めぐみ、永井麻央、沢口けいこ[21]、2013年の第4回で音楽ユニットのくりかまき(後に『あゆみくりかまき』と改名)[動画 4]が授賞式にプレゼンターとして参加。2015年の第6回では先述のポノスが冠スポンサーとなった関係で、同社の看板ゲームである『にゃんこ大戦争』をイメージしたRQユニット「にゃんこ大戦争ガールズ」を務めていた山岡実乃里と中村奏絵が授賞式をサポートした[TW 3]。 2018年(第9回)は冠スポンサーのGOODRIDEが東京オートサロン2019に出展していた関係で、GOODRIDEのブースモデルとして参加した鳳ゆまと吉村愛梨が授賞式のアシスタントも担当[22][動画 5]。2019年(第10回)では「MFGエンジェルス」として2020年のオートサロンイメージガールを務めていた林ゆめ、鈴木ユリア、乙顔聖加が授賞式のアシスタントも務めた[動画 3]。 2020年度は先述の『A-class』が4年ぶりに復活した関係で、2021年のA-classメンバーに選ばれた林紗久羅、中村比菜、苗加結菜、小林唯叶、美月がプレゼンターとして参加[TW 1][動画 6]。そのうち中村はKOBELCO GIRLSとしても授賞式に登壇している[5][動画 7]。なお、苗加はサプライズ出演した2022年のオートサロン内で行われた表彰式でも、黒木麗奈、米倉みゆ(いずれも2022年度のA-classメンバー[TW 4])と共に表彰サポートを行っている[動画 2][TW 5]。 受賞者※肩書は受賞当時。 グランプリ
ルーキーディヴィジョン日本レースクイーン大賞では「新人グランプリ 最優秀新人賞」と呼称[15]。 ※2010 - 2012年は新人グランプリを1名選出。2013年以降は新人グランプリ3名を選出した中から1名を最優秀新人賞としているため、最優秀新人賞受賞者のみ記載。
コスチュームディヴィジョン日本レースクイーン大賞では「コスチューム部門」と呼称[15]。
関連項目脚注注釈
出典
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