新日本航空
新日本航空株式会社(しんにほんこうくう、英: New Japan Aviation Co.,LTD.)は、鹿児島県の鹿児島空港を拠点として、定期航空路線事業、不定期航空路線事業、遊覧飛行、訓練飛行、航空写真撮影、宣伝飛行、航空機格納・整備などの事業を行っている会社である。 なお、日本航空 (JAL) とは一切関係がなく、2012年度より兵庫県明石市に所在する、有限会社秋定砿油(石油製品卸売販売業)が筆頭株主になっている[3]。 概要設立当時より、自家用および事業用操縦士の訓練養成を、鹿児島空港や大利根飛行場、仙台空港などで行ってきた。2011年4月より、全ての訓練養成を、鹿児島空港で行っている。 また、鹿児島空港を拠点として、定期航空路線事業のほかに、セスナ機による遊覧飛行、九州・沖縄地域の空港へのチャーター運航を行っている。 2016年(平成28年)から1期生のみスカイマークのパイロット養成訓練を受託した。 沿革
不定期航空運送事業
全便がセスナ 172で運航される。2014年8月13日に鹿児島空港 - 薩摩硫黄島飛行場へ週一往復を就航[4]。毎週水曜日運航であったが、2015年4月13日からは月曜日を含む週2往復となった。さらに2022年10月4日からは諏訪之瀬島飛行場へも就航[5]している。両路線とも往路復路ともに搭乗予約がない場合は運航されない。島民は運賃の割引がある。同路線は実質的な定期便であるが、新日本航空は特別便と呼称している。FAX用の搭乗予約用紙には座席を前席右、後席左、後席右の3つの選択肢から選ぶ欄がある。搭乗の予約は搭乗日の1ヶ月前から前日の12時まで、電話、FAX、E-mailで受け付けている。尚、支払いは搭乗日に現金で支払う。 かつては、新潟空港も拠点としていた。2011年7月29日より、旭伸航空が撤退した新潟 - 佐渡線に就航した。所要時間は片道25分で、運航本数は季節により変動していた。しかし、2014年3月28日に、同3月31日をもって新潟 - 佐渡線を無期限で運休すると発表。さらに、同年4月15日には、新潟運航所を閉鎖した事が発表された。 保有機材
事故2017年9月、同社の単発プロペラ機セスナ172Pが、鹿児島空港から三島村の薩摩硫黄島飛行場に着陸した際に、強い着陸となったため、機体前部の「隔壁」と呼ばれる部分にある前脚の取り付け部に亀裂ができたり、胴体の下側にゆがみが出来たりしたことなどが2019年3月になって明らかになった。乗っていた3人にけがはなかった[6]。 脚注
参考文献
外部リンク |
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