ギャラクシーエアラインズ
ギャラクシーエアラインズ株式会社 (GALAXY AIRLINES Co.,Ltd.) は、かつて存在したSGホールディングス(佐川急便グループ)を親会社とする貨物航空会社。 歴史2005年
2006年
2007年
2008年
2009年就航空港塗装佐川急便グループのトラックに塗装されているものと同じ宇宙(銀河)と星雲をモチーフとした塗装。「ギャラクシーカラー」とも言われる。 保有機材ギャラクシーエアラインズの機材は以下の航空機で構成されていた。
2006年6月5日、東京国際空港(羽田空港)内にてエアバスA300-600Fの報道関係者、SGホールディングスグループ関係者への内覧会が挙行された(同年4月30日白一色で到着後、ギャラクシーカラーに塗装した)。 終焉2007年度の貨物輸送量は約3万トンを計上したものの、設立時の想定コストに比べ、1号機のJA01GXが機齢19年に達していた経年機(1989年製造)であったことから、整備コストが増大した上、原油価格の高騰などにより、2008年3月期決算では30億円の赤字を出し、繰延資産の一括償却並びに固定資産の減損処理が不可避のものとなり、債務超過に転落した。合理的な再建策を出すことができず、ついに事業継続を断念することとなった。 日本のこれまでの航空史上、大型機を実際に運航した後に、他の航空会社に吸収されることなく廃業した会社はなく、その意味でGXYは日本の航空史に名を残したといえる。また、日本国内のみを運航する貨物航空会社はそれまでに日本ユニバーサル航空、オレンジカーゴがあったが、そのいずれもが運航停止に至っており、日本国内のみを運航する貨物航空会社は成功しないというジンクスは破れなかった。 JA01GXは廃業後アメリカに渡ってN103MTとなったが、それから間もない2009年3月3日付で登録を抹消され、部品取り機となった。JA02GXはレバノンの貨物航空会社であるトランス・メディテラネアン(TMA)航空が引き取りOD-TMAとして運航されていたが、2015年以降はDHLに移籍しD-AZMOとして登録され運航されている。 備考
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