改造町人シュビビンマン
『改造町人シュビビンマン』(かいぞうちょうじんシュビビンマン、英題:Cyber Citizen Shockman)は、日本コンピュータシステムおよびウインズが開発しメサイヤから1989年3月18日に発売されたPCエンジン用横スクロールアクションゲーム。 本作は日本国のみで発売されていたが、ラタライカとSHINYUDENによる2023年の移植版では『Cyber Citizen Shockman』として英語版が作成され日本国外での発売が実現した。 概要PCエンジン用のアクションゲームとしては初めて2人同時プレイに対応しており、キャラクターが声を発することも特徴の一つとなっている。 全15ステージだが、3つのルートに分かれたマップ画面にて最終目標地点である亜空魔団の要塞まで自由にステージを選んで進行していく形式となっている[2]。 アーケードゲームに匹敵するグラフィックをうたい[3]10万本を売り上げ、発売から1年以上経過しても毎月数十通の反響が寄せられる人気作となり、当初予定されていなかった続編が製作された[4]。 ゲームシステム攻撃手段は、剣による近接攻撃と一定時間溜めた後に放つビーム「シュビビーム」の2種類存在するが、シュビビームは発砲許可証を入手するまで使用できない[2]。2人同時プレイ時にシュビビームを他のプレイヤーに当て、当てられた側がシュビビームをタイミングよく発射することで強力な協力シュビビームを放つことが可能[5]となっている。 ステージは選択制になっており、1ステージにつき半日経過する。ステージクリアごとにアイテムや資金を入手、所持金は博士からのヒント入手の他、シュビビンマンの強化改造に使用できる。18日以内に敵本拠地となる亜空魔団の要塞にて最終ボスのマザーコンピュータ倒せばクリアとなる。 被弾したり敵に触れてエネルギーがなくなるとゲームオーバー。コンティニュー時には、主人公2人をシュビビンマンに改造した豪徳寺博士によって所持金が減らされる[6]。 ストーリー西暦200X年、突如侵攻してきた宇宙帝国「亜空間団」により地球は攻撃を受け地球人は奴隷とされてしまった。下町の天才科学者「豪徳寺博士」はサイボーグ「シュビビンマン」を設計すると博士の近所の魚屋「太助」と、高校生の「キャピ子」を無理矢理改造してしまう。亜空魔団を倒せば元の身体へと戻すとの約束を得て2人のシュビビンマンは地球の平和と元の身体へと戻るために亜空魔団の要塞へと侵攻する。 下町の住人たちと豪徳寺博士の助力を得て無事亜空魔団の要塞へとたどり着いたシュビビンマンは要塞へと乗り込みマザーコンピュータを撃破、地球に平和を取り戻した。だが、シュビビンマンを元の人間に戻す手術の準備は整っておらず元の身体へと戻る約束は反故となり、人々もシュビビンマンの活躍を忘れ去ってしまった。 登場人物
移植版
『改造町人シュビビンマン』名義のSwitch版含め、正式な英語ローカライズ版として新規作成された『Cyber Citizen Shockman』とオリジナルの『改造町人シュビビンマン』の双方を収録。どこでもセーブ、巻き戻し機能等豊富な機能と画像ギャラリーが収録されている[15]。 スタッフ
評価
脚注
参考文献
外部リンク |
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