播磨高岡駅(はりまたかおかえき)は、兵庫県姫路市西今宿三丁目にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)姫新線の駅である[1]。
歴史
駅構造
相対式ホーム2面2線を有する列車交換可能な地上駅[1]。元々は単式ホーム1面1線のみで列車交換は出来なかったが、「JR山陽本線等連続立体交差事業」の一環として、平成2年度(1990年度)から平成5年度(1993年度)にかけて交換設備が増設され(プラットホーム1面新設、跨線橋1橋新設)、1994年(平成6年)3月21日ダイヤ改正より使用開始した[5]。
構内配線は、北側(国道2号側)が通過線となった1線スルーであり、行違線が後に増設されたものである。安全側線は無い。鉄道信号機は両側に付けられており、逆線入線・逆線発車も可能であるが、実際運用では原則として北側(2番のりば)が姫路方面行ホーム、南側(1番のりば)が佐用方面行ホームとして使用される。両ホームは跨線橋で連絡している[1]。
無人駅。北口に簡易駅舎があり[1]、その内部に簡易型自動券売機が設置されている。トイレは男女兼用水洗トイレと小便器がある。改札口は駅舎に設置されているが、南側ホームの跨線橋脇に簡易スロープが設けられ、乗車券回収箱とICカード専用簡易型自動改札機も設置されているため(出口専用簡易型自動改札機はホーム中央付近にも設置)、そちらからも乗降が可能。
のりば
のりば |
路線 |
方向 |
行先
|
1
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姫新線
|
下り
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佐用方面
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2
|
上り
|
姫路方面
|
※のりば番号標は存在しないが、駅自動放送では上記のように案内されている。駅舎側が2番のりばである。
利用状況
「兵庫県統計書[9]」によると、2021年(令和3年)度の1日平均乗車人員は1,525人である[10]。県内の姫新線の駅の中では余部駅(2,055人)、本竜野駅(1,874人)に次いで多い[10]。
近年の1日平均乗車人員の推移は以下の通り。
年度
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1日平均 乗車人員
|
2000年
|
706
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2001年
|
683
|
2002年
|
681
|
2003年
|
727
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2004年
|
711
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2005年
|
701
|
2006年
|
707
|
2007年
|
761
|
2008年
|
816
|
2009年
|
853
|
2010年
|
979
|
2011年
|
1,055
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2012年
|
1,142
|
2013年
|
1,237
|
2014年
|
1,234
|
2015年
|
1,381
|
2016年
|
1,517
|
2017年
|
1,645
|
2018年
|
1,666
|
2019年
|
1,731
|
2020年
|
1,449
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2021年
|
1,525
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2022年
|
1,597
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駅周辺
バス路線
最寄りのバス停は国道2号沿いにある「西今宿」停留所である。
隣の駅
- 西日本旅客鉄道(JR西日本)
- 姫新線
- 姫路駅 - 播磨高岡駅 - 余部駅
脚注
注釈
出典
参考資料
- “兵庫県統計書”. 兵庫県庁企画県民部ビジョン局統計課. 2023年5月29日閲覧。 西日本旅客鉄道株式会社駅別旅客運輸状況(各年)
関連項目
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播磨高岡駅に関連するカテゴリがあります。
外部リンク