成渝線(せいゆせん)は四川省成都市から重慶市を結ぶ中国国鉄の鉄道路線である。中華人民共和国成立後に初めて新規に開通した路線である。
概要
成都市より南東に向かい、簡陽、資陽、内江を経て重慶市に入り、永川、江津を経て重慶駅に至る全長505km[1]の路線である。全線が成都局管轄で[2]、電化単線である[3]。2015年12月26日には成渝旅客専用線が完成した[4]。
成渝線の建設は順調には行かなかった。20世紀前半の激動する中国の縮図である。成渝線の前身は川漢線の成都~重慶間である。この川漢線によって保路運動[5]が起こり、最終的には辛亥革命が炸裂して清政府の統治が終了した。
歴史
駅一覧
小梨支線(及び襄渝線の一部):小南海 - 跳蹬 - 重慶西 (- 中梁山) - 重慶東 - 梨樹湾 - 沙坪垻 - 重慶
接続路線
- 成都駅:宝成線、成昆線
- 龍潭寺駅:達成線
- 帰徳郷駅:帰連支線(~威遠県連界)
- 資中駅:資威支線(~威遠県宋家鋪)
- 内江駅:元は内宜支線が珙県へ向かっていた。後に延伸され内昆線となった。
- 隆昌駅:元は隆瀘支線が瀘州へ伸びていた。後に叙永まで延伸され、計画では隆黄線となる予定である。
- 銅罐駅駅:西銅支線(襄渝線への連絡線)
- 小南海駅:川黔線
- 重慶駅:襄渝線
- 注:遂渝線と渝懐線は成渝線と直接接続していない。重慶鉄路枢紐内の西永駅~銅罐駅駅間に西銅支線、小南海駅~梨樹湾駅間に小梨支線がある[15]。成渝線から渝懐線への列車は西銅支線を経由し、遂渝線から川黔線への列車は小梨支線を経由する。
ギャラリー
出典
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注1:太字は高速鉄道。斜体は旧称・通称または未成線。打ち消し線があるものは廃止。 |