後藤まりこ
後藤 まりこ(ごとう まりこ、年齢非公開、2月22日 - )は、日本のミュージシャン、俳優。ロックバンド「ミドリ」の元ボーカル、ギター担当。バンド解散後はソロでの音楽活動の他、舞台、映画、テレビドラマで女優としても活動[1]。大阪府出身。別名、山野上筆持(やまのうえひつじ)。夫は書評家・ライターの吉田豪[2]。 略歴
→詳細は「ミドリ (バンド)」を参照
人物ライブでの過激なパフォーマンスを特徴としている。裸足でステージ上を駆け回り、跳躍し、マイクを自分の額に叩きつけ流血させるなど、縦横無尽に暴れ回る。さらにテンションが高まると客席に小柄な身体をダイブさせ、受け止めた聴衆の上を「歩きながら」歌う。必然的に聴衆の目に触れることとなるパンツは黄金色であることから「シューティングスター」(流れ星)と呼ばれている。2012年8月に行われた9mm Parabellum Bulletとのツーマンライブでのラストソング『あたしの衝動』の際、テンションが上がった後藤はスピーカーによじ登り、天井照明懸架用の梁にぶら下がった後、客席に落下。それでもなお、平然と歌う姿にスタッフ皆が顔面蒼白だったという[12]。 「ミドリ」時代の音楽性はジャズとパンク・ロックを融合したハードコアなものであった。この時期のライブではセーラー服を着用し、客に向かって怒号威嚇、客に向かって唾を吐きかけ、客を足蹴にし、客の手に噛みつき、客にキスを強要するなどの暴力的行為を行った。遂にはセーラー服を脱いで客席に投げ捨てたり、下着を脱いで振り回すなどのストリップまがいの奇行まで見せる始末。ハードな音楽性と過激なパフォーマンスは後藤が持つ人を寄せ付けないストイックさ、苛立ちや怒りが源泉であり、それが自然に表出されたものであった。しかし、そうした怖いもの見たさを求めるコアなファンに受け入れられていく一方、それらはしだいに、後藤自身にとって「こうあるべき」姿として義務となり、負担に感じ始めたことがミドリ解散につながっている[13]。 1年のブランクを経て開始したソロ活動でも過激なパフォーマンスは健在である。しかし、ミドリまでの「普通ではない」自分は「普通」に変化し、自分のことを好きな人は恥ずかしさから「嫌い」であったが、ソロ活動以降、自分を好きになってくれることは嬉しく、そういった人が「好き」になったと述べ、それ以前にはなかったファンとの飲み会の企画も行なわれている。バンドメンバーとの関係性についても同様に変化しているという[13]。 ロックミュージカル『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』への出演は主演の森山未來が後藤を相手役に指名したことにより、実現したものである[13]。 演奏スタイルイベントやライブ会場にあわせて演奏スタイルを変えており、出演者欄には演奏スタイルもあわせて表記するようにしている。
作品順位はオリコン・ウィークリーランキング最高順位[14]。 シングル
配信限定シングル
アルバム
参加作品
動画ミュージックビデオ
その他
出演演劇・ミュージカル
映画
テレビドラマ
バラエティ音楽番組
書籍関連書籍
提供作品
主なライブワンマンライブ・主催イベント
出演イベント※は「DJ後藤まりこ」名義
脚注
外部リンク
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