岩原スキー場
岩原スキー場(いわっぱらスキーじょう)は、新潟県南魚沼郡湯沢町に位置するスキー場。経営は渡辺プロダクションの関連会社で岩原観光株式会社が行っていたが、2009年-2010年シーズンからの営業は、株式会社ライフスタイルサービスが運営している。 概要1931年(昭和6年)から創業している老舗のスキー場であり、ゲレンデは飯士山の中腹を大きく扇状に広がる一枚斜面からできている。1934年(昭和9年)1月には、ここで日本女子体育専門学校生徒が、北欧で盛んに行われていた水着1枚でのスキーを日本で初めて行った[1]。参加者の中には1932年ロサンゼルスオリンピックの競泳競技に出場した松澤初穂がいた[1]。 初級者向けから上級者向けまで幅広いコースが揃っているが、特にメインゲレンデは平均斜度10度、最高でも12度、なおかつ混雑を感じさせない幅600mの広さで初心者が練習しやすいゲレンデとなっている。 歴史
その後、戦争激化に伴いいずれも閉鎖及び営業休止。
この頃、関越自動車道の建設に伴う土砂の搬出によりゲレンデが広がる。
1980年代コクドが東側よりゴンドラ等のスキー場を開発するも、バブル崩壊により中止した。岩原観光が、ゴンドラ等を買い取ることで、数年は売上増加に寄与したが、2000年代に入り、スキー人口の減少と、買い取り費用が重くのしかかり経営を悪化させた。その後ゴンドラ等を運休し、2009年10月30日に岩原観光株式会社が民事再生法を申請して倒産。[9]2009年-2010年シーズンからの営業は、株式会社ライフスタイルサービスが運営している。 施設
アクセス
周辺岩原スキー場前駅と当スキー場の間には宿泊施設が多く所在する。また、隣接してレジャープール(夏季)やスノーモビルランド(冬季)が開催される「湯沢中央公園」がある。バブル時代に集中して建設された多数のリゾートマンションが周囲を取り囲んでいる。 脚注
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