岩井町(いわいちょう)は、鳥取県岩美郡にあった自治体である。旧岩井郡。
概要
現在の岩美町岩井・宇治・長谷・真名・白地に相当する。蒲生川流域に位置した。
街の中心部は大字岩井で、江戸期までは温泉が湧き出たことから湯村(湯村宿)と呼ばれた。参勤交代制度で全国の街道の要地に宿駅が設けられ、岩井郡では湯村と細川村(後の服部村、現在の鳥取市)が宿場となっていた[1]。
沿革
行政
戸長
- 岩井宿外十二ヶ村連合戸長役場:安達貞一[7]
- 管轄区域:岩井宿・宇治村・長谷村・真名村・白地村(後の岩井村)、相山村・蒲生村・馬場村・銀山村・洗井村・鳥越村(後の蒲生村)、恩志村・高山村(後の本庄村の一部)[8]
歴代町長
代 |
氏名 |
就任年月日 |
退任年月日 |
備考
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初 |
宮本新八郎 |
1889年(明治22年)11月2日 |
1891年(明治24年)9月5日 |
岩井村長
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2 |
山名澄道 |
1891年(明治24年)11月21日 |
1895年(明治28年)12月20日 |
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3 |
松本兵太郎 |
1895年(明治28年)12月23日 |
1900年(明治33年)1月10日 |
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4 |
宮本茂信 |
1900年(明治33年)1月12日 |
1904年(明治37年)1月12日 |
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5 |
山本三郎 |
1904年(明治37年)1月23日 |
1908年(明治41年)1月22日 |
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6 |
岸本弥太郎 |
1908年(明治41年)1月29日 |
1912年(明治45年)1月28日 |
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7 |
松本兵太郎 |
1912年(明治45年)2月6日 |
1916年(大正5年)1月28日 |
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8 |
中原貞次 |
1916年(大正5年)2月15日 |
1918年(大正7年)2月28日 |
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9 |
岸本弥太郎 |
1918年(大正7年)3月14日 |
1919年(大正8年)8月15日 |
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10 |
山本寛一 |
1919年(大正8年)9月6日 |
1923年(大正12年)9月5日 |
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11 |
中原貞次 |
1923年(大正12年)9月10日 |
1927年(昭和2年)9月9日 |
1927年6月10日から岩井町長
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12 |
山崎熊蔵 |
1927年(昭和2年)9月10日 |
1930年(昭和5年)5月14日 |
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13 |
伊藤繁蔵 |
1931年(昭和6年)5月26日 |
1935年(昭和10年)5月25日 |
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14 |
橋本正規 |
1935年(昭和10年)6月17日 |
1936年(昭和11年)9月17日 |
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15 |
伊藤繁蔵 |
1936年(昭和11年)10月7日 |
1939年(昭和14年)9月1日 |
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16 |
伊藤繁蔵 |
1939年(昭和14年)12月1日 |
1940年(昭和15年)10月25日 |
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17 |
山本太郎 |
1940年(昭和15年)11月9日 |
1944年(昭和19年)11月8日 |
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18 |
伊藤繁蔵 |
1944年(昭和19年)11月25日 |
1946年(昭和21年)12月1日 |
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19 |
成瀬弥太郎 |
1947年(昭和22年)4月19日 |
1951年(昭和26年)4月18日 |
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20 |
成瀬弥太郎 |
1951年(昭和26年)4月24日 |
1954年(昭和29年)6月30日 |
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参考文献 - [1]
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教育
交通
鉄道
道路
名所・旧跡
出身者
脚注
関連項目