岡山市道いずみ町青江線
![]() 岡山市道いずみ町青江線(おかやましどう いずみちょうあおえせん)は、岡山県岡山市北区いずみ町から岡山市北区青江一丁目へ至る市道である。 正式名称は岡山市道101000106号いずみ町青江線(おかやましどう101000106ごう いずみちょうあおえせん)。 概要岡山市中心部の西側外縁を南北に貫通する幹線道路であり、西部市街地における主要幹線道路でもある。また、岡山市中心部へ放射線状に流入する国道30号や国道53号、国道180号といったほとんどの放射道路同士を連絡し、終点は岡山市南部郊外を東西に横断する国道2号線岡山バイパスとも近接しているなど、広域移動軸から市内への流入路としての機能もある。 路線データ
当線中にある島田地下道は台風などによる豪雨等の際にたびたび冠水する。そのため、国土交通省中国地方整備局により「道路冠水の恐れのある箇所」に指定されている[1]。 起点の津島交差点から厚生町交差点までの約2.8kmの区間は「島田筋」の愛称がつけられている[2]。 歴史当線の建設過程において多くの部分は土地区画整理事業に伴って整備されている。そのため当線は上伊福第一(1931年-1953年)、巖井第二(1932年-1955年)、島田第一(1931年-1942年)、大供第二(1932年-1941年)、大供周辺(2001年-2017年)、大元駅前第1工区(1938年-1960年)、東古松南町(1967年-1975年)、岡南(1977年-1986年)といった多くの区画整理事業の施工用地の中を通過している[3]。 2005年に大供本町部分が暫定供用したことによって全線開通となり、2009年には同部分が全面供用して完工となった。 構造物
都市計画道路指定当市道は全線が都市計画道路に指定されており、指定名は青江津島線。
交差・接続している道路
交通量全線を通した平均交通量は2万6121台。当線中最大の交通量があるのは、JR山陽本線をアンダーパスする島田地下道で、一日当たり3万5824台。この付近は山陽本線の軌道だけでなく、広大な貨物ヤードを有する岡山貨物ターミナル駅や山陽新幹線の車両検査所などのJR関連施設が広い面積を占めているため、市街地が南北に分断されている区間であり、南北方向に抜けられる限られた道路に多くの交通が集中する。当線もその限られた道路の一つであるため混雑度は最大の1.45に達するなど、ここは当線中で最も混雑している区間でもある。その他、平均旅行速度は北区富田で交差する市道中野132号線(現:富田3号線)を境に大きく変わるが、北行きの流れがここより北側で遅く南側で早くなるのに対し、南行きの流れはその逆で北側よりも南側が若干遅くなっている。当線中最大の交通量・混雑度にある島田地下道でも、北行きと違い南行きは当線で最も流れが速い区間である。
沿道施設
別名
参考文献
関連項目 |
Portal di Ensiklopedia Dunia