山口一郎 |
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YouTube |
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チャンネル |
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活動期間 |
2021年 - |
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ジャンル |
音楽 |
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登録者数 |
11.8万人 |
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総再生回数 |
510万1112回 |
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登録者100,000人
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2024年
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チャンネル登録者数・総再生回数は 000000002024-05-19-00002024年5月19日時点。 |
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山口 一郎(やまぐち いちろう、1980年9月8日 - )は、日本のミュージシャン。ロックバンド・サカナクションのボーカリスト兼ギタリスト。北海道小樽市出身。
概要
札幌第一高等学校卒業。血液型はO型。サカナクションのフロントマンであり、ほぼ全ての楽曲の制作を行っている。稀に、本名の「一郎」と「一路」の表記も使用する。本人曰く音楽を始めたきっかけは、文学との出会いだったといい[1]、楽曲制作においては歌詞を重要視している。両親は小樽市富岡で「メリーゴーランド」という名前の喫茶店を営んでいた[2]。父が大学中退後に渡仏を経てスウェーデンで看板画家をした後に小樽に移住し、木彫作家として活動。小樽運河の保存活動に携わったことを機に、2003年に小樽市議会議員に当選。3期12年にわたって務めた後、現在は木彫工房を営んでいる。実家の喫茶店で流れている音楽を聴き、友部正人を筆頭としたフォーク歌手のライブを見るうちに大きな影響を受け、家にあるフォークギターを弾き始めた。
最初にコピーした楽曲はイルカの「なごり雪」だったという。自身の音楽の始まりはフォークソングと語り、その後にクラフトワークやYMO、ビートルズやサイモン&ガーファンクルに出会ったと発言している[3]。また、とても大きな影響を受けたアーティストにレイ・ハラカミ[4]も挙げている。デビュー前、レコード店(HMV)でアルバイトをしていた際にレイ・ハラカミの楽曲を耳にし、それをきっかけに電子音楽に傾倒しようと決めたと語っている[5]。また自身の歌唱に大きな影響を与えたボーカリストとして元SUPER BUTTER DOGの永積タカシ(ハナレグミ)を挙げ、そのほかにはコールドプレイのクリス・マーティンなども挙げている[6]。 なお、初めて買ったCDはB'zの「太陽のKomachi Angel」である[7]。
2010年に右耳の突発性難聴を発症。発症からしばらく右耳がほとんど聴こえない状態だったが、2015年に『情熱大陸』(毎日放送)に出演した際は、低い音であれば聴こえるようになったと語っている[8]。2020年には持病として群発性頭痛を患っていることを公表。自身のInstagramにて、「群発性頭痛を発症してから、もう何年も経ちます」と投稿した。山口の場合は発作が集中して起こる期間(群発期)が数ヶ月続くという。症状については「信じられないくらいの痛みが頭の片側、目の裏辺りを襲う」と語っている[9] [10]。2022年7月1日体調不良のため、一定期間休養することを発表[11]。2024年1月7日、YouTubeにてドキュメンタリー動画が投稿され、うつ病であることを公表[12][13]。
来歴
- メジャー・デビュー以前
- 実家の喫茶店でライブを行っていたフォーク歌手のライブに影響を受け、実家にあったフォークギターを弾きはじめる。
- 17歳の頃、レコード会社・ビクターエンタテインメントの育成枠に組み込まれる。
- 1998年、札幌第一高等学校の同級生である岩寺らとダッチマンズサンコンズを結成(その後ダッチマンに改名)。ほとんどの楽曲の作詞・作曲を手がける。
- 2005年に解散したが、ダッチマンとして制作された楽曲は一部、サカナクションの楽曲として再録している。
- 当時、山口がDJをし、岩寺がギターでアドリブを合わせるというプレイスタイルであった。
- 2007年
- 山口が岩寺らと組んでいたバンドがメジャー・デビューするに当たり、当時サポートメンバーだった草刈愛美、岡崎絵美、江島啓一を正式メンバーとし、サカナクション結成。
- アルバム『GO TO THE FUTURE』で、当時ビクターエンタテインメントの傘下レーベルであったBabeStar Labelからメジャー・デビュー。
- 2009年
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- 2010年
- 楽曲「Magic Time」をSMAPへ提供。Base Ball Bearの楽曲「kimino-me」にゲストボーカルとして参加。「kikUUiki」ツアーのリハーサル中に右耳の突発性難聴を発症。自身でも異常に気付いたが、ツアーを優先して病院へ行くのが遅れたため完治していない。
- 2011年
- 星野源とのUstream番組「サケノサカナ」の不定期生放送を開始。
- 2012年
- ラジオ番組「SCHOOL OF LOCK!」のコーナーである「ARTIST LOCKS!」として、「サカナLOCKS!」のレギュラー放送が開始。楽曲「Moment」をSMAPに提供。
- 2013年
- 大晦日、サカナクションとして第64回NHK紅白歌合戦に初出場し「ミュージック」を演奏。
- 2014年
- 星野源とのUstream番組「サケノサカナ」をリニューアルした「夜のテレビジョン」の生放送を開始。
- 10月、寺田克也が描いた山口の顔のイラストが、東京で開催された「レッドブル・ミュージック・アカデミー」の広告ビジュアルに採用。
- 2015年
- 「ホーリーダンス」で自身初のミュージック・ビデオの監督を務める[14]。
- 8月23日、NHK-FM「サカナクション・山口一郎 Night Fishing Radio」にてパーソナリティーを担当。「30年後―音楽の未来へ」をテーマに、ゲストを迎えてトークした[15]。
- 以前から交流のある電気グルーヴのドキュメンタリー映画『DENKI GROOVE THE MOVIE? ~石野卓球とピエール瀧~』で映画初出演を果たす[16]。
- 8月24日、スペースシャワーTVにて山口が選曲したミュージック・ビデオを放送する番組「MUSICIAN'S SELECT〜selected by 山口一郎(サカナクション)〜」を放送[17]。
- 9月30日、ライブやイベントなどで以前から交流のあったアパレルブランド・ANREALAGEの2016年春夏パリコレクションにサウンドディレクションとして参加[18]。
- 2016年
- 1月からの3ヶ月連続で、InterFM897「TOKYO NIGHT FISHING」のパーソナリティを務める。 テレビ朝日系番組「タモリ倶楽部」の「空耳アワード」のコーナーに、3月4日、11日と二週連続で出演。
- サッポロビール生ビール黒ラベル「大人エレベーター」シリーズのCMに出演。同い年の俳優・妻夫木聡との共演を果たす。
- 11月16日、株式会社NFを設立。自身が代表取締役に就任。
- 2019年
- 大塚製薬カロリーメイトのCM「考えつづける人」篇に出演。
- ナレーションも務めた。ソフトバンクのCM「速度制限マン」篇に出演。広瀬すず等と共演を果たす。
- 2020年
- ソフトバンクのCM「5Gってドラえもん?」シリーズでナレーションを務める。
- 2021年
- サカナクションの楽曲『モス』のミュージック・ビデオに出演した井手上漠の初フォトエッセイの帯文に寄稿[19]。
- 『がんばれ!TEAM NACS』(WOWOW)最終話にて、TEAM NACSの「ナックスハリケーン」をリミックスした「ナックスハリケーン2.0」を制作。
- 2022年2月よりTEAM NACSの番組『ハナタレナックス』(北海道テレビ)のテーマ曲に使用されている。
- 10月22日、新プロジェクト「ADAPT-APPLY(アダプト-アプライ)を発表。
- 2022年
- 7月1日、体調不良のため一定期間休養することを発表[11]。
- 11月16日、「いい一郎の日」と題し自身のアカウントでInstagram Liveを実施。完全な回復には至っていないものの、SNSまわりから復帰することを語った[20]。
人物
身長は168cmで、体型は非常に細身。好物はグミであり[21]、「サケノサカナ」第6回放送時に「コーラ餅グミ」を紹介したところ、販売元の株式会社明治から「コーラ餅グミ」やその姉妹品がボックスで贈られた[22]。
喫煙者である。禁煙していた時期もあるが[23]、2023年現在は加熱式たばこの「 Ploom X[24]」を吸っている[25]。過去には「IQOS」を吸っていた。洋服は、Maison Margielaやコム・デ・ギャルソンを好んで着る。
釣りがとても好き[2]で、オリンピックの種目に釣りがあったらミュージシャンになっていなかった、というほど。特に夜釣りを好み、自身の作品やレーベルに「ナイトフィッシング」の名前を冠している。
小学・中学時代は野球部に所属していた[26][27]。岐阜県出身の父親の影響で、物心ついたころから中日ドラゴンズファンである。自身の誕生日である2011年9月8日に開催された中日対巨人戦(ナゴヤドーム)では始球式を行った[28]。また2022年にナゴヤ球場[注 1]の外野フェンスの広告枠を自費で購入し、『サカナクション』と書かれた広告を掲出した[29]。
「サケノサカナ」で共演して以来、星野源と親交が深い。2013年3月8日放送の『RADIPEDIA 星野源復活生放送SP』では飛び入りで出演した。また、MUSICA初代編集長である、鹿野淳とも親交が深く、MUSICAでは二人でのコーナーが掲載されるほどである。
建築インテリアデザイナーの片山正通に対し、「僕の人生を変えてくれた1人」と話すほどであり、共にフランスへ旅行へ行くほどの関係である。片山の50歳の誕生日会では、個人の催し物では珍しくサカナクションとしてのライブを行った。同郷である大泉洋とも旧知の仲ではあるが、度々「因縁の仲」として取り上げられている[30]。以前はBase Ball Bearの小出祐介と親交が深く、彼らの楽曲「kimino-me」に山口がゲストボーカルとして招かれたり、ラジオ番組で対談を行ったこともある[31]。
実家で「とら坊」という名前の猫を飼っていたが、2019年11月に逝去した[32]。しかし現在、母がノラ猫を拾い、「ココ」と名付けて飼っている。
出演
ラジオ
現在のレギュラー出演番組
過去の出演番組
- 『SCHOOL OF LOCK! FRIDAY』内「サカナLOCKS!」(2012年4月2日 - 2023年9月29日、JFN系列:毎週金曜 22:30 - 22:53[注 2])
- サカナクションとしての冠コーナーであるが、他のメンバーは副担任として不定期に出演するため、レギュラー出演者は山口のみとなっている。
- 2021年11月 - 12月は「修行期間」に入り、地上波ラジオではなく、AuDeeでの配信という形となった。
- 2022年7月8日以降は、山口の活動休止に伴い、江島啓一が毎週出演している。
- TOKYO NIGHT FISHING(2015年1月20日、2月17日、3月16日 20:00 - 21:00、InterFM897[33])
映画
テレビ
WEB番組
CM
その他
Ustream番組
- 夜のテレビジョン(2014年 - 、Ustream) - 月1回放送(予定)
- サケノサカナ(2011年 - 2013年、Ustream) - 不定期
プラネタリウム
イベント
- 「アンリアレイジ」2016年春夏パリ(2015年10月、パリ・コレクション) - サウンド・ディレクター[18]
- 夏越おどり (2024年7月24-25日※1) - 福岡県太宰府市太宰府天満宮 ※1:山口一郎は24日のみ参加。その際「新宝島」を生歌唱。当日、山口一郎、本人のX(旧Twitter)にて『今夜は太宰府天満宮の夏祭り、夏越おどりに参加します。新宝島で踊るらしい。歌います。』と言う文章に夏越おどりの法被姿の山口一郎の写真を添えてポストしている。実際のポスト
作品
サカナクションの作品についてはサカナクション#ディスコグラフィを参照のこと。
MV
参加作品
脚注
注釈
- ^ 1996年までの中日ドラゴンズ一軍の本拠地球場であり、ナゴヤドームが開場した1997年以降はドラゴンズ二軍の本拠地球場となっている。
- ^ 開始から2013年3月25日は毎週月曜 23:08 - 23:25、同年4月4日から2019年3月28日は毎週木曜 23:08 - 23:25、同年4月5日から12月27日は毎週金曜 23:23 - 23:43、2020年1月3日から2021年3月26日は毎週金曜 23:27 - 23:53に放送。
出典
外部リンク
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- 山口一郎(ボーカル・ギター)
- 岩寺基晴(ギター)
- 草刈愛美(ベース)
- 岡崎英美(キーボード)
- 江島啓一(ドラム)
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シングル |
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アルバム |
オリジナル | |
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EP | |
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ライブ | |
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リミックス | |
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コンピレーション | |
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サウンドトラック | |
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コンセプト | |
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ベスト | |
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映像作品 |
ライブ(フィジカル) | |
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ライブ(配信限定) |
- ネイティブダンサー/セントレイ/アドベンチャー(SAKANAQUARIUM 2009"シンシロ"FINAL @ PANNY LANE 24)
- 表参道26時/YES NO/アンダー/シーラカンスと僕/壁/目が明く藍色/潮 (from SAKANAQUARIUM2010 "kikUUiki" -5.15新木場STUDIO COAST-)
- 夜の踊り子"ZEPP ALIVE ALONE"
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MV |
- SAKANARCHIVE 2007-2011〜サカナクション ミュージックビデオ集〜
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ボックス・セット | |
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楽曲 | |
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コンサート |
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ワンマンライブ |
2000年代 |
2007年 |
- 1.「GO TO THE FUTURE」 レコ発ツアー
- 2.「GO TO THE FUTURE」 レコ発ワンマンライブ
- 3.サカナクションLIVE in Okinawa 2007
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2008年 |
- 4.TOUR 2008「NIGHT FISHING IS GOOD」
- 5.SEN(千)LIVE
- 6.REI(零)LIVE
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2009年 |
- 7.SAKANAQUARIUM2009 "シンシロ"
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2010年代 |
2010年 |
- 8.SAKANAQUARIUM2010 "kikUUiki"
- 9.SAKANAQUARIUM 21.1(B)
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2011年 |
- 10.SAKANAQUARIUM2011 "ZEPP ALIVE"
- 11.SAKANAQUARIUM 2011 DocumentaLy
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2012年 | |
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2013年 | |
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2014年 |
- 15.SAKANAQUARIUM2014 "SAKANATRIBE"
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2015年 - 2016年 |
- 16.SAKANAQUARIUM2015-2016 "NF Records launch tour"
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2017年 |
- 17.SAKANAQUARIUM2017 "多分、風。"
- 18.SAKANAQUARIUM2017 高崎アリーナオープン記念ライブ
- 19.SAKANAQUARIUM2017 10th ANNIVERSARY 『2007.05.09』 TOUR
- 20.サカナクション デビュー10周年記念イベント 2007.05.09 - 2017.05.09
- 21.SAKANAQUARIUM2017 10th ANNIVERSARY Arena Session 6.1ch Sound Around
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2018年 |
- 22.SAKANAQUARIUM2018 "魚図鑑ゼミナール"
- 23.SAKANAQUARIUM2018 "魚図鑑ゼミナール" VISUAL LIVE SESSION
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2018年 - 2019年 |
- 24.SAKANAQUARIUM2018-2019 "魚図鑑ゼミナール"
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2019年 | |
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2020年代 |
2020年 | |
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2021年 | |
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2021年 - 2022年 | |
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2022年 | |
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2024年 | |
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配信ライブ |
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その他イベント |
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カテゴリ |
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書籍 |
- SAKANA ENSEMBLE 2007-2009(バンドスコア)
- SAKANA ENSEMBLE 2010-2011(バンドスコア)
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関連項目 | |
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