山久保 (さいたま市)
山久保(やまくぼ)は、埼玉県さいたま市桜区の町丁および大字。現行行政地名は山久保一丁目・山久保二丁目および大字山久保。町丁は住居表示実施地区[4]。郵便番号は338-0821[2]。 地理さいたま市桜区東部の大宮台地(与野支台)上に位置する。北側から東側にかけてを中央区鈴谷、南側を中島、西側を栄和や中央区上峰と接する。また、荒川堤外地(河川敷)の秋ヶ瀬公園中央部付近に飛び地として大字山久保があり、主に農地として利用されている。地内は飛地を除いた全域が市街化区域で、準工業地域に指定されている[5]。埼京線南与野駅にも近く、宅地化が進むが[6]、山久保1 - 6号生産緑地地区として主に田などの農地も残されている[5]。地区の西端を国道17号新大宮バイパスや、その上部を首都高速埼玉大宮線が南北に通り、また一丁目と二丁目の境となっている国道463号は、浦和市街に抜ける大通りとして交通量が多い。 歴史もとは江戸期より存在した武蔵国足立郡与野領に属する山窪村であった[7]。平野原に持添新田の飛地を領していた[8]。村高は正保年間の『武蔵田園簿』では24石(田9石、畑14石)、『元禄郷帳』では25石、『天保郷帳』では31石。化政期の戸数は6軒で、村の規模はおよそ東西2町南北1町余であった[7][8]。
存在していた小字
世帯数と人口2017年(平成29年)9月1日時点の世帯数と人口は、以下のとおりである[1]。
小・中学校の学区市立小・中学校に通う場合、学区(校区)は以下のとおりとなる[15]。
交通鉄道地内に鉄道路線は通っていない。東日本旅客鉄道(JR東日本)埼京線の南与野駅が徒歩圏内にある。 道路バス北浦和駅西口や南与野駅西口方面からの路線バスが運行されている。さいたま市コミュニティバスは山久保方面へは運行されない[16]。
施設史跡脚注
参考文献
関連項目外部リンク
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