上大久保 (さいたま市)
上大久保(かみおおくぼ)は、埼玉県さいたま市桜区の大字。荒川周辺に飛地がある。郵便番号は338-0824[2]。 地理埼玉県さいたま市桜区北部の沖積平野(荒川低地)に位置する。地区の東側を栄和、南側を下大久保、西側を大久保領家、北側を神田や中央区上峰と接する。学校用地も多く、宅地化が進んでいるが、「上大久保1号生産緑地地区」や「上大久保6号生産緑地地区」[4]などの農地も見られる。暗渠化された作田排水路がの北側から西側にかけての境界を流れる。作田排水路の流域は旧入間川の流路跡であった。地内の荒川堤防ではさいたま築堤事業によって、堤防のかさ上げ工事が実施されている[5]。 古墳時代後期の庚申塚古墳や天神塚古墳が、荒川河川区域内の飛地に存在する[6]。 地価住宅地の地価は、2013年(平成25年)7月1日の埼玉県の地価調査によれば、上大久保字丸585番13の地点で135,000円/m2となっている[7]。 歴史もとは江戸期より存在した武蔵国足立郡植田谷領に属する大窪村であった[6]。元禄年間に上大久保村と下大久保村に分村された[8]。村高は『元禄郷帳』では313石余、『天保郷帳』では363石余。助郷は中山道大宮宿に出役していた。化政期の戸数は43軒で、村の規模は東西12町、南北7町であった[6][8]。
世帯数と人口2017年(平成29年)9月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
小・中学校の学区市立小・中学校に通う場合、学区(校区)は以下の通りとなる[16]。
交通地区内に鉄道は敷設されていない。最寄り駅はJR埼京線南与野駅が字丸585番地13の地点からおよそ2.9 kmの場所にある[7]。JR南与野駅、北浦和駅まではバス路線がある。 道路
寺社
施設
脚注
参考文献
関連項目外部リンク
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