白鍬
白鍬(しらくわ)は、埼玉県さいたま市桜区の大字。郵便番号は338-0811[2]。 地理埼玉県さいたま市桜区最北端の沖積平野に位置する。コの字を逆にしたような形をしており、西に鴨川、東に白神川が流れている。鴨川流域に自然堤防がある[4]。東側を中央区八王子、南側を神田や宿、西側を在家や西区島根、北側を大宮区三橋や中央区円阿弥と隣接する。地内は全域が市街化区域に指定されている[5]。北部は白鍬電建住宅として造成され住宅が整然と立ち並ぶ。かつては農地が多く広がっていた農業地域[6]であったことから比較的開発が容易であった。与野本町駅へは東へ2.5キロ[7]ほどで徒歩ではやや遠いものの、与野本町駅へのバス本数も多いことから全体的に住宅が多い。当地より南西の荒川河川敷の大字塚本付近には飛び地がある。 小字
地価住宅地の地価は、2015年(平成27年)1月1日の公示地価によれば、白鍬字猿ヶ谷767番5の地点で14万3000円/m2となっている[7]。 歴史もとは江戸期より存在した武蔵国足立郡植田谷領に属する白鍬村で、古くは南北朝期(応安2年)頃より見出せる「しらくハ」であった[4]。白鍬は正保年間の『武蔵国田園簿』では白桑とも書かれた[9]。村高は『武蔵田園簿』や『元禄郷帳』では284石余、『天保郷帳』では300石余。化政期の戸数は32軒で、村の規模は東西2町、南北10町であった[4][9]。
世帯数と人口2017年(平成29年)9月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
小・中学校の学区市立小・中学校に通う場合、学区(校区)は以下の通りとなる[16]。
交通地内に鉄道は敷設されていない。JR埼京線与野本町駅が最寄りとなるが、字猿ケ谷767番地5の地点よりおよそ2.5 km[7]とやや離れている。 道路地内に国道や主要地方道・一般県道は通っていない。
寺社・史跡施設
脚注
参考文献
関連項目外部リンク
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