大黒美和子

大黒 美和子(おおぐろ みわこ、 (1982-05-17) 1982年5月17日 - )は、ラブ&プッチレーベル所属の歌手。元エービープロモーション・日本クラウン所属、元船村徹門下の演歌歌手演ドル)。2018年からアッシュプロダクション所属。

鳥取県米子市出身。1999年のデビュー時の芸名は黒木 梨花(くろき りか)だったが、2002年の成人を期に大黒 裕貴(おおぐろ ゆき)に改名。名付け親は、当時の事務所、エービープロモーションの先輩であった美川憲一ニックネームは「ユッキー」

2008年の7月から本名の「大黒美和子」で活動を開始。ニックネームは「美和ちゃん」

人物・来歴

  • 血液型・A型、戌年、身長155cm、体重42kg。
  • 家族は、母・兄・姉・妹・ラブくん。
  • 趣味、寝ること・片付け。特技、料理珠算2級。好きな色、黒・白・ピンク。好きな食べ物、ご飯・牛タン
  • 好きなアーティストにさだまさし一青窈柴田淳マライア・キャリー7などを挙げている。
  • 2003年4月から2006年3月まで、文化放送制作『走れ!歌謡曲』木曜日(番組表上は水曜深夜)のパーソナリティを務める。それ以前にも、デビュー当初から火曜日(同・月曜深夜)のコーナーを担当していた。
  • また、雑誌『歌の手帖』にて『大黒裕貴の走れ!!歌謡曲 SIDE-B'(サイド・ビーダッシュ)』を連載していたが、『走れ!~』のパーソナリティが終了したことに伴い終了、『PET de LOVE』という新連載に交替した。但し、目次ページでは何故か旧連載タイトルのままである。
  • 2008年6月30日をもって、「大黒裕貴」としての活動休止を発表、契約満了によりエービープロモーション及び日本クラウンから離れた。アーティスト名は本名の大黒美和子に戻して演歌歌手からJ-POPに転向、フリー(インディーズレーベル)で活動する。[1]
  • 2009年11月18日、大黒美和子として、プライベートレーベルのラブ&プッチレーベルからアルバム「月と猫と私」を発売。
  • 同じ鳥取県米子市出身の歌手奥田美和子とは同い年という事もあり[1]また本名が同じ美和子ということもあり、上京前から共に良き友・良きライバルとして歌手を目指していた。上京して十年以上となる現在も、食事やカラオケに行く仲である。
ちなみに大黒は奥田を「みわこちゃん」と呼んでおり、奥田は大黒を「みわちゃん」と呼び[2]、奥田は2008年末より2011年まで「奥田みわ」名義で活動していたため、当時の芸名とは逆である。
  • 2012年9月に結婚、妊娠もしていたという[3]
  • 2013年1月に長男を出産[4]
  • 2014年11月15日、初めてのワンマンライヴ「大黒美和子15th ANNIVERSARY LIVE ~三つの名前を持つ女~」を、六本木C☆LAPSにて行う。

走れ!!歌謡曲 (木曜日)

ここでは、大黒裕貴がパーソナリティを務めた木曜日についてのみ述べる。 →同番組全般の内容・歴史などについては、『日野ミッドナイトグラフィティ 走れ!歌謡曲』の項参照

主なコーナー

  • 宝塚のコーナー
    宝塚ファンの大黒が毎週のように宝塚関連の楽曲を掛けていたものが、いつの間にかコーナー化しリクエストも来るようになった
  • 生歌のコーナー
    一番の人気コーナー。演歌歌手の大黒裕貴が、演歌に限らず懐メロからJ-POPまで幅広く生歌を披露した。男性の曲を歌うこともあり、リクエストも受け付けていた
  • 道路情報&天気予報
    日本道路交通情報センターの資料提供による高速道路の道路情報と、日本気象協会の資料提供による全国 -札幌仙台新潟富山東京地方静岡名古屋大阪広島福岡那覇- の天気予報を、大黒裕貴本人が読み上げた
  • ドライブインのコーナー
    全国のドライブインを紹介する中継コーナーで、リポーターは土曜日パーソナリティの小池可奈。中継先の店長やドライバーからリクエストを受けた
  • ユッキーのスケジュールタイム
    大黒裕貴の今後1週間のイベントや、テレビ・ラジオ出演情報などを告知するコーナーで、表には出ない仕事(取材・レコーディング等)の情報もあった
  • ゲストコーナー
    ゲストを招いてのトークコーナーで、ゲストの楽曲も流していた

ディスコグラフィ

シングル

  • 全て日本クラウンからリリース。
    • 1〜3:黒木梨花名義。
    • 4〜10:大黒裕貴名義。
# 発売日 曲順 タイトル 作詞 作曲 編曲 規格品番
1 1999年
10月21日
01 日本海は雪ですか 水木れいじ 船村徹 蔦将包 CRDN-580
02 哀唱譜 石本美由起 前田俊明
2 2000年
3月23日
01 三日三晩 水木れいじ CRDN-665
02 三日三晩-ニュー・カリプソ- 蔦将包
3 2001年
2月21日
01 天の川絶唱 かず翼 CRDN-808
02 愛終ワルツ 水木れいじ
4 2002年
5月22日
01 なみだ海峡 かず翼 桜田誠一 竜崎孝路 CRDN-850
02 椿坂 石原信一 小杉仁三
5 2003年
3月28日
01 ほっといてんか 伊戸のりお CRDN-883
02 浪花すずめ
6 2004年
1月21日
01 越冬平野 幸田りえ 川村栄二 CRCN-1123
02 篝火岬 伊戸のりお
7 2005年
2月23日
01 夕月みなと 水木れいじ 弦哲也 前田俊明 CRCN-1177
02 二人静の花
8 2006年
2月25日
01 北愁哀歌 近藤梅子 西伸和 川村栄二 CRCN-975
02 蒼い涙 明尾美歩
9 2006年
5月10日
01 氷酒 三浦康照 水森英夫 前田俊明 CRCN-1244
02 山陰本線米子駅 佐伯亮
10 2007年
8月8日
01 瀬戸歌 たきのえいじ 浜圭介 川村栄二 CRCN-1312
02 秋物語 今泉敏郎

企画シングル

発売日 曲順 タイトル 作詞 作曲 編曲 規格品番
2002年
8月21日
01 あの素晴しい愛をもう一度 北山修 加藤和彦 田原音彦 CRDN-863
02 銀色の道 塚田茂 宮川泰

アルバム

発売日 タイトル 規格品番
1999年9月6日 黒木梨花 出発たびだちの章 CRCN-20223
2001年4月25日 「明日の華」-黒木梨花・船村徹作品を唄う- CRCN-20242
2002年8月21日 なみだ海峡 大黒裕貴〜第二章〜 CRCN-20262
2004年11月25日 大黒裕貴 ザ・ベスト CRCN-20323
2006年9月6日 大黒裕貴 ベスト14 CRCN-40980
発売日 タイトル 規格品番
2009年11月18日 月と猫と私 LPR-0517

映像作品

発売日 タイトル 規格 規格品番
2001年3月23日 黒木梨花 ビデオ・クリップ VHS CRVN-40053

主な活動

※ここでは主として音楽番組への出演、コンサート出演などを記載。

  • 1995年
    • 9月 岡山県内のカラオケ大会で優勝
  • 1997年
    • 11月 日本クラウン創立35周年記念『ニューアーチスト・オーディション決勝大会』合格
  • 1998年
    • 4月 上京し船村徹に入門、内弟子修行
  • 1999年
    • テレビ東京の番組で演歌でデビューしたホープ、共に中国地方出身として、島谷ひとみと共に紹介される番組があった。(島谷も広島県出身でデビューは演歌で現在はJ-POPに転向)
  • 2000年
  • 2001年
    • 4月 栃木県矢板郵便局にて一日郵便局長を務める
    • 6月 『タレントナイスヘアー2000』女性部門賞受賞。ヘアー名は『ローリング・スパイラル・リカ』
    • 8月 東京MXテレビ『歌謡ナビ21』レギュラーリポーター
    • 10月 フジテレビ系ドラマ『おだまりコンビシリーズ第3弾「芸能界殺しのオルゴール」』出演
  • 2002年
    • 1月日本テレビ系『超豪華!史上最強!ものまねバトル大賞21』出演。雑誌『月刊カラオケfan』にて『おじゃましまーす!』連載開始(半年間)。
  • 2003年
    • 成人を期に、黒木梨花→大黒裕貴と改名
  • 2004年
  • 2005年
  • 2006年
    • 3月 雑誌の企画で、喫茶店にて1日ウェイトレス体験
    • 11月 フジテレビ系ドラマ『危ネェ二人 占い師・伊吹圭の事件ファイル』出演
  • 2007年
  • 2008年
    • 5月 翌月末での活動休止を発表
  • 2008年
    • 6月 シンガーソングライターとして、活動開始。
  • 2009年
    • 11月 大黒美和子としては初のアルバム「月と猫と私」を発売。
  • 2019年
    • 4月14日 「~20th anniversary ワンマンライブ~」江古田マーキー
    • 5月18日 「〜20th anniversary&バースデーライブ〜」ファイト!
    • 7月12日 「夏のある日のハーモニー」ファイト!
    • 7月 ホームページ完成!http://a-sh-production.jp/ohguro-miwako/
    • 8月4日 「~20th anniversary live~」TSUTAYA角盤町店3F(鳥取県米子市)
    • 9月12日「虹色SHOWTIME」南大塚ホール
    • 10月20日 エコパ(埼玉県ふじみ野市)にてライブを開催。

関連項目

脚注

出典

  1. ^ ただし奥田は早生まれのため一学年上である。
  2. ^ 大黒自身の一人称が「みわ」の時もある。
  3. ^ 大黒美和子より|大黒美和子「ミワコのせかい」
  4. ^ 御報告|大黒美和子「ミワコのせかい」

注釈

外部リンク