大隅野里駅
大隅野里駅(おおすみのざとえき)は、かつて鹿児島県鹿屋市野里町に存在した、日本国有鉄道(国鉄)大隅線の駅(廃駅)である。大隅線の廃止に伴い、1987年(昭和62年)3月14日に廃駅となった。 現在、駅跡地には当時の駅舎が残され、フィットネスパース(自転車歩行者専用道路)の休憩所となっている。 歴史海上自衛隊鹿屋航空基地に隣接している駅であった。この基地は第二次世界大戦前に日本海軍の航空基地として開設されたもので、その当時はこの駅から基地内に全長約3 kmの専用線が引き込まれ、資材や弾薬の輸送を行っていた。1945年(昭和20年)3月19日には米軍の空襲を受けて、貨物線に停車中の弾薬を搭載した貨車が爆発を起こし、駅舎が壊滅するとともに駅員4名と荷役に当たっていた海軍関係者が死亡している。 年表
駅構造
隣の駅
脚注参考文献
関連項目 |