大牧 (さいたま市)
大牧(おおまき)は、埼玉県さいたま市緑区の大字。郵便番号は336-0922[2]。 隣接している大間木は「おおまぎ」と読む。 地理さいたま市緑区中部の大宮台地(浦和大宮支台)上[4]や芝川周辺の沖積平野に位置する。大小5か所に飛び地があり、大きいほうは見沼代用水西縁に架かる国道463号の浅間橋の対角に位置し、蓮見新田を挟んだ南側の飛地とともに見沼田んぼとなっている。小さいほうは浦和大間木郵便局の東側と、東浦和駅付近の見沼代用水西縁および見沼通船堀周辺の2か所に位置する。東浦和駅周辺は境界線が大間木などと複雑に入り組んでいた[5][6]が、一部が地番変更の実施により大宮台地側の大半が東浦和となり、見沼田んぼ側が飛び地となった。西側は宅地化が進んでおり、見沼田んぼの側は人家はなく、一部が芝川第一調節池となっている。 縄文前期の梅所遺跡や、縄文期・弥生後期の大北遺跡や、弥生後期 - 古墳時代前期の和田遺跡が地区内に所在する[4][5]。 地価住宅地の地価は、2018年(平成30年)1月1日の公示地価によれば、大字大牧字梅所1470-6の地点で13万1000円/m2となっている[7]。 小字
歴史もとは江戸期より存在した武蔵国足立郡木崎領に属する大牧村、古くは南北朝期より見出せる足立郡芝郷のうちの大牧村であった[4]。地名の由来は定かではないが、古代の牧場に因むものとされている[4]。村高は正保年間の『武蔵田園簿』では431石余(田135石余、畑296町余)、『天保郷帳』では508石余であった[4]。助郷は中山道浦和宿に出役していた[4]。村の規模は東西12町余、南北18町余で、化政期の戸数は16軒であった[4]。
世帯数と人口2017年(平成29年)9月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
小・中学校の学区市立小・中学校に通う場合、学区(校区)は以下の通りとなる[14]。
交通鉄道道路
施設脚注
参考文献
関連項目外部リンク
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