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この項目では、北九州市八幡西区の大字について説明しています。町については「本城 (北九州市)」をご覧ください。 |
大字本城(おおあざほんじょう)は福岡県北九州市八幡西区の大字。住居表示未実施。郵便番号は807-0801。
地理
八幡西区の北端に位置し、東に御開、南東に本城、南に力丸町、南西に千代ケ崎、西に光貞台,本城学研台に接し、北に若松区と接する。
河川
湖沼
地域の特徴
かつて遠賀郡本城村と呼ばれていた地域のうち、宅地化されずに残った地域である。起伏のある地形で、町域の南半分は山林となっている。町域の西縁に沿って国道199号(本城バイパス)が通り、町域の東部から北部にかけて県道278号払川折尾線が縦貫する。北部は農地と住宅地となっている。南部にある北九州市立本城霊園の中には源範頼が建てた本城城(蛭子谷城)の本丸跡があり、蛭子谷神社となっている。特別養護老人ホーム風の家,かぜの子保育園,認定こども園SAKURANBOがある。
歴史
地名の由来
源範頼が城を築いて本城としていたことに由来する[4]。
沿革
- 1878年(明治11年)11月1日 - 郡区町村編制法の福岡県での施行により、行政区画としての遠賀郡が発足。遠賀郡本城村となる。
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行により、折尾村、永犬丸村、則松村、本城村、陣原村の5村が合併し、洞南村が発足。本城村は洞南村大字本城となる。
- 1904年(明治37年)7月1日 - 洞南村が改称し、折尾村が発足。洞南村大字本城は折尾村大字本城となる。
- 1918年(大正7年)12月1日 - 折尾村が町制施行し、折尾町が発足。折尾村大字本城は折尾町大字本城となる。
- 1944年(昭和19年)12月8日 - 折尾町が八幡市に編入。折尾町大字本城は八幡市大字本城となる。
- 1963年(昭和38年)2月1日 - 八幡市、戸畑市、小倉市、若松市、門司市の5市が合併し、北九州市が発足。八幡市大字本城は北九州市八幡区大字本城となる。
- 1963年(昭和38年)4月1日 - 北九州市が政令指定都市に指定され、八幡区、戸畑区、小倉区、若松区、門司区の5区を設置。北九州市八幡区大字本城は北九州市八幡区大字本城となる。
- 1973年(昭和48年)6月1日 - 大字本城の一部が楠木一丁目 - 二丁目,星和町,友田一丁目 - 三丁目,丸尾町になる[5]。
- 1974年(昭和49年)4月1日 - 八幡区が八幡西区と八幡東区に分かれ、八幡区大字本城は八幡西区大字本城となる。大字本城の一部が折尾二丁目 - 五丁目になる[6]。
- 1978年(昭和53年)6月1日 - 大字本城の一部が医生ケ丘,大浦一丁目 - 三丁目,千代ケ崎一丁目 - 三丁目,光貞台一丁目 - 三丁目,力丸町になる[7]。
- 1980年(昭和55年)6月1日 - 大字本城の一部が自由ケ丘になる[8]。
- 1982年(昭和57年)6月1日 - 大字本城の一部が本城東一丁目 - 四丁目になる[9]。
- 1983年(昭和58年)6月1日 - 大字本城の一部が大浦三丁目に編入する[10]。
- 1985年(昭和60年)6月1日 - 大字本城の一部が貴船台,本城一丁目 - 三丁目,本城東五丁目 - 六丁目になる。大字本城の一部が星和町に編入する[11]。
- 1996年(平成8年)6月1日 - 大字本城の一部が御開一丁目 - 三丁目,本城四丁目 - 五丁目になる。大字本城の一部が本城三丁目に編入する[12]。
- 1998年(平成10年)6月1日 - 大字本城の一部が御開四丁目 - 五丁目になる[13]。
- 2009年(平成21年)6月1日 - 大字本城の一部が本城学研台二丁目に編入[14]。
- 2018年(平成30年)6月23日 - 大字本城の一部が若松区塩屋一丁目に編入[15]
世帯数と人口
2024年(令和6年)3月31日現在(北九州市発表)の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
町
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世帯数
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人口
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大字本城
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736世帯
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1,425人
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人口の変遷
国勢調査による人口の推移。
世帯数の変遷
国勢調査による世帯数の推移。
1995年(平成7年)
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1,549世帯
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[16]
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2000年(平成12年)
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341世帯
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[17]
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2005年(平成17年)
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437世帯
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[18]
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2010年(平成22年)
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441世帯
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[19]
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2015年(平成27年)
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635世帯
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[20]
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2020年(令和2年)
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654世帯
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[21]
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学区
市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[22]。
大字
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番地
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小学校
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中学校
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大字本城
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一部
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北九州市立本城小学校
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北九州市立本城中学校
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一部
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北九州市立ひびきの小学校
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北九州市立洞北中学校
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交通
バス
域内のバス停と系統は以下のとおりである[23]。
運行事業者
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北九州市交通局
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系統
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36
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停留所
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本城三丁目
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○
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相坂
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○
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道路
- 国道199号(本城バイパス)
- 県道278号払川折尾線
施設
公共施設
教育施設
社会福祉施設
公園
脚注
- ^ a b “北九州市の人口(町別)#八幡西区” (XLS). 北九州市 (2024年4月19日). 2024年8月10日閲覧。
- ^ “郵便番号”. 日本郵便. 2023年8月6日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2023年8月6日閲覧。
- ^ 郷土史研究会『八幡市内の地名と伝説』1960年12月1日、33頁。
- ^ “北九州市政だより 昭和48年6月1日版”. 北九州市広報室広報課. 2023年8月6日閲覧。
- ^ “北九州市政だより 昭和47年4月1日版”. 北九州市広報室広報課. 2023年8月6日閲覧。
- ^ “北九州市政だより 昭和53年6月1日版”. 北九州市広報室広報課. 2023年8月6日閲覧。
- ^ “北九州市政だより 昭和55年6月1日版”. 北九州市広報室広報課. 2023年8月6日閲覧。
- ^ “北九州市政だより 昭和57年6月1日版”. 北九州市広報室広報課. 2023年8月6日閲覧。
- ^ “北九州市政だより 昭和58年6月1日版”. 北九州市広報室広報課. 2023年8月6日閲覧。
- ^ “北九州市政だより 昭和60年6月1日版”. 北九州市広報室広報課. 2023年8月6日閲覧。
- ^ “北九州市政だより 平成8年6月1日版”. 北九州市広報室広報課. 2023年8月6日閲覧。
- ^ “北九州市政だより 平成10年5月15日版”. 北九州市広報室広報課. 2023年8月6日閲覧。
- ^ “総務省告示第80号”, 官報 (国立印刷局) 号外第49号, (2011-03-11)
- ^ “学術・研究都市北部地区の住居表示を実施しました”. 若松区役所総務企画課. 2023年9月13日閲覧。
- ^ a b “平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年3月28日). 2023年8月6日閲覧。
- ^ a b “平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年5月30日). 2023年8月6日閲覧。
- ^ a b “平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年6月27日). 2023年8月6日閲覧。
- ^ a b “平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2012年1月20日). 2023年8月6日閲覧。
- ^ a b “平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2017年1月27日). 2023年8月6日閲覧。
- ^ a b “令和2年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2022年2月10日). 2023年8月6日閲覧。
- ^ “北九州市立小学校・中学校 通学区域検索”. 北九州市教育委員会 総務部企画調整課 (2023年8月2日). 2023年8月6日閲覧。
- ^ 西日本鉄道. “北九州市営バス時刻表”. 2024年8月17日閲覧。
関連項目
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か行 | |
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さ行 | |
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た行 | |
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な行 | |
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は行 | |
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ら行 | |
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