大和町 (佐賀県)
大和町(やまとちょう)は、佐賀県の中央よりやや東寄りにあった町。佐賀郡に属していた。(奈良や平安といったもっと古い時代の律令国、肥前国の時には一部は佐賀郡ではなく小城郡の所だった時もある) この地域の歴史は古く縄文時代や弥生時代の遺産も多く発掘され、かつてこの地には肥前国府が置かれていたともいわれる。長崎自動車道の開通とともに、交通が発達。町南部は佐賀市のベッドタウン化し、佐賀市北部と生活圏が一体となっている。同じく町南部には県内有数の商業地域があり、ショッピングセンターや飲食店、自動車関連の店舗などを中心に多くの店が軒を連ねており、商業激戦地である。 2004年(平成16年)12月までに大和町と佐賀市・諸富町・富士町・三瀬村の1市3町1村の合併が各議会で可決された。2005年(平成17年)1月11日に合併調印式が挙行され、同年10月1日に合併し、新たに佐賀市となり消滅した。 地理北部は脊振山地(筑紫山地)、南部は佐賀平野(筑紫平野)にある。嘉瀬川が北から南に流れる。 川上川(嘉瀬川の石井碑より上流部分の名称)の上流に位置する松梅地区から川上地区と春日地区の中央を挟んで流れ、下流域には川上峡の官人橋や秀吉の軍を渡した名護屋橋によって両岸を結んでいる。
歴史
近現代
字の変遷
行政
姉妹都市地域教育高等学校中学校町立 小学校町立 特別支援学校交通空港鉄道バス路線一般路線バス高速バス道路高速道路一般国道主要地方道名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事マスコットキャラクター1997年、合併前の旧大和町(佐賀県)で生まれたイメージキャラクター[3][4]。「まほろちゃん」は、企業や地方自治体の萌えキャラブームの先駆けとして登場し、ご当地萌えキャラの元祖と呼ばれる。肥前国庁跡(奈良時代から平安時代に、古代肥前国の政治の中心となった役所跡)がある大和町の歴史と、伸びゆく未来を表現。現在、佐賀市(佐賀県)のキャラクターとして活動。 大和町公式サイトのマスコットキャラクターのイラストはアニメ絵(萌え絵)の技法を用いて描かれているのが特徴で、定型的な行政マスコットの中にあって異彩を放っていた。[5] メインとなるのは3人の少年少女で、ファッションは古代日本文化を意識しており、
の構成となっている。役場の職員によって描かれたものだが、お役所の固いイメージを脱したもので、インターネット上を中心に異例の人気を博した。 ポスターにもなっており、町役場ページのトップ画像としても、また各種パンフレットの顔としても活躍した。町役場ページでは過去の画像もほぼすべて見ることができた。 2005年10月、佐賀市への合併により一時その姿を消していたが、2006年4月より佐賀市ホームページのキッズページにて復活し、以降も佐賀市の広報に使用されている[6]。 秘書課から別部署への異動という形式でツイッターの活動は2015年末を以て終了しキッズページからも姿を消した。 2017年現在、佐賀市役所内掲示物、道の駅大和そよかぜ館、佐賀市エコプラザ、肥前国庁跡資料館、大和中央公園花しょうぶ園、路上のペットマナーアップ掲示等でまほろちゃんを見ることができる。 脚注
関連項目外部リンク
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