国見町(くにみちょう)は、長崎県の島原半島にあった町。南高来郡に属した。スポーツ振興、特にサッカーに力を入れており、町内にある県立国見高等学校は全国高等学校サッカー選手権大会における強豪校として全国に知られている。
2005年10月11日に周辺6町と新設合併し、雲仙市として市制を施行したため、自治体としては消滅した。
地理
島原半島の北側に位置する。
歴史
地域
地名
旧町村名を冠した十干(名の名称)で表記する。
- 旧多比良町
- 多比良甲 / 轟木名(とどろき)[1]
- 多比良乙 / 船津名(ふなつ)[2]
- 多比良丙 / 馬場名(ばば)[3]
- 多比良丁 / 高下名(こうげ)[4]
- 多比良戊 / 金山名(かなやま)[5]
- 旧土黒村
- 土黒甲 / 下原名
- 土黒乙 / 川原田名(かわんた)
- 土黒丙 / 尾茂名
- 土黒丁 / 今出名 (いまいで)
- 土黒戊 / 篠原名
- 土黒己 / 宮田名 (みやだ)
- 土黒庚 / 八斗木名(はっとぎ)
- 旧神代村
- 神代甲 / 西里名
- 神代乙 / 川北名
- 神代丙 / 神代名 (こうじろ)
- 神代丁 / 上古賀名
- 神代戊 / 片田名
- 神代己 / 東里名
- 神代庚 / 楠高名
- 神代辛 / 山ノ上名
教育
高等学校
中学校
小学校
- 国見町立多比良小学校
- 国見町立土黒小学校
- 国見町立八斗木小学校
- 国見町立神代小学校
交通
最寄り空港は長崎空港。
鉄道
中心駅は多比良町駅。
バス路線
一般路線バス
高速バス
道路
高速道路の最寄りインターチェンジは長崎自動車道諫早インターチェンジ。
一般国道
主要県道
航路
産業
姉妹都市・提携都市
国内
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
- 国見町サッカーフェスティバル
- 鳥刺し踊り
- 923(国見)の日 (毎年9月23日に有明フェリー 乗り場周辺で催される縁日。夜には花火も行われる)
- 251ナイターリーグ(月1回)
- 百花台公園
- たぬき山饅頭 (八斗木地区にある菓子屋。近頃はかき氷も人気となっている)
- 国見古墳群
- 神代鍋島邸
- 淡島神社 ミニ鳥居 (膝の高さ程の鳥居が並んでおり、女性が全てをくぐり抜けることで、元気な子供を授かることができるというもの)
- 馬練り (温泉神社多比良分社の風除祭の神輿で行われる、二人の男が馬を連れて踊り歩くというもの)
国見町出身の有名人
脚注
- ^ 轟木名の小字として栗谷川、惣田(そうだ)、西座園(にしざどの)、中座園(なかざどの)、東座園(ひがしざどの)、前田、須崎、星原(ほしわら)、城之元、綱打、平石、栗林、峠ノ尾(とうぎも)、田久保、京田 が存在する。
- ^ 船津名の小字として松下、町下、出口、友之内(ともんうち)、道下 が存在する。
- ^ 馬場名の小字として硲(はぎこ)、中田町、井ノ上、尾崎、十園(じゅうぞの)、中組、太田(ううた)、火渡、園田、根田川(ねたご)、胡麻田、小中野 が存在する。
- ^ 高下名の小字として槻ノ木、宮之下(みやんした)、西高下、岩名(いわな)、中屋敷、西中屋敷、東中屋敷、横田、園(その)、山ノ田(やまんた)、平野山、伊勢ノ元、松尾、西原口、東原口、
八反田、法正寺、胡麻堂、専正寺、寺広野、谷原(たにばる)、宮原(みやばる)、赤石[赤岩](あかいし)、丁字野(ちょうじの)、高刺(こうずり)、矢倉、早稲野(わせの)、打角、小江松、下植松、上植松、植松頭 が存在する。
- ^ 金山名の小字として岩名口(いわんぐち)、小中野、杉ノ元、立石、胡麻田、諏訪ノ元、立花園、鬼塚(おんづか)、前田、荒巻、橋川、専正寺、山王山(さんのやま) が存在する。
関連項目
外部リンク