四海波駅
四海波駅(しかいなみえき)は、かつて愛知県知多郡武豊町冨貴にあった名古屋鉄道河和線の駅。 歴史駅東側の四海波海岸沿いの笠松集落には別荘が点在し、当駅はその玄関口として開設された[1]。四海波海岸には竜宮海水浴場があり別荘地として賑わっていたが、1959年(昭和34年)の伊勢湾台風の被害を受けて衰退したという[2]。後に、四海波海岸の大半は埋め立てられ、武豊火力発電所が設置されたため、往時の面影はほとんどない。 駅周辺に民家は少なく駅利用者数も伸び悩み、1972年(昭和47年)に隣の布土駅と統合され廃止された[3]。統合に際して、布土駅は四海波駅から河和駅寄り約500m先に移転したが、同駅も2006年(平成18年)に廃止されている[4]。
駅構造ホームは片側1面。小さな待合室が設置されていた[1]。 隣の駅脚注
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