唐桶溜
唐桶溜(かろけのため)は、栃木県芳賀郡芳賀町東水沼にあるため池である。 2010年(平成22年)3月25日に農林水産省のため池百選に選定された[1]。 概要この地は丘陵地帯であり、1701年(元禄14年)、地元の名主の岡田宗山が、上流部の沢を堰堤でせき止め6haの唐桶溜の築造に着手した。 しかし、上流からの流量だけでは満水にならず、12km離れた鬼怒川から4kmの隧道を掘削し、用水で導水し1706年(宝永3年)に完成した。現在も48haの灌漑を行っている。 自然環境淡水魚の釣りのスポットとしても知られており、周辺は シダレザクラやソメイヨシノが植えられ「唐桶宗山公園」として整備されている。 また、ハクチョウを始めとする鳥類や、多種多様な水生動物等が生息している。 地元ボランティア「唐桶溜の環境を守る会」によって自然保護活動が行われている。 アクセス道路公共交通
脚注関連項目
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