原潜ヴィジル 水面下の陰謀 Vigil |
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ジャンル |
ミステリー |
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原案 |
トム・エッジ |
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出演者 |
|
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オープニング |
Fuel to Fire |
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エンディング |
Butterfly[1] |
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国・地域 |
イギリス |
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言語 |
英語 |
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シリーズ数 |
2 |
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話数 |
12 |
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製作 |
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製作総指揮 |
ゲイノー・ホームズ トム・エッジ ジェイク・ラッシントン ジェイムズ・ストロング サイモン・ヒース |
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プロデューサー |
アンジー・ダニエル |
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製作 |
World Productions |
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配給 |
ITV Studios |
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英国放送 |
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放送チャンネル | BBC |
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映像形式 | 2:1 1080p |
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音声形式 | ステレオ |
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放送期間 | 2021年8月29日 (2021-08-29) - 放送中 |
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放送局のサイト |
製作会社のサイト |
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英国(第一期) |
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出演者 | |
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放送チャンネル | BBC One |
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放送国・地域 | イギリス |
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放送期間 | 2021年8月29日 (2021-08-29) – 2021年9月26日 (2021-9-26) |
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放送時間 | 21:00 - 22:00 |
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回数 | 6 |
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|
英国(第二期) |
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出演者 | |
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放送チャンネル | BBC One |
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放送国・地域 | イギリス |
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放送期間 | 2023年12月10日 (2023-12-10) – 2023年12月19日 (2023-12-19) |
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放送時間 | 21:00 - 22:00 |
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回数 | 6 |
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|
日本での放送 |
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声の出演 | |
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放送チャンネル | スターチャンネル |
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映像形式 | 字幕版/吹替版 |
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音声形式 | 5.1(字幕)/ステレオ(吹替)[2] |
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放送国・地域 | 日本 |
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放送期間 | 2021年12月5日 (2021-12-05) – 2022年1月18日 (2022-1-18) |
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回数 | 6 |
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スターチャンネル |
|
日本での配信 |
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配信サイト | Amazon Prime Videoル スターチャンネルEX ―Drama & Classics―[3] |
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映像形式 | 字幕版/吹替版 |
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配信期間 | 2021年11月24日 (2021-11-24) – |
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回数 | 6 |
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日本での配信 |
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配信サイト | スターチャンネルEX[4] |
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配信期間 | 2021年11月24日 (2021-11-24) – 2024年10月31日 (2024-10-31) |
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回数 | 6 |
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スターチャンネルEX |
テンプレートを表示 |
『原潜ヴィジル 水面下の陰謀』(Vigil)は、イギリスBBCで放送されたミステリーのミニ・シリーズ。原案トム・エッジ、製作ワールド・プロダクションズ。6話で構成された本作は2021年8月からBBC 1で放送された[5][6]。サランヌ・ジョーンズ、マーティン・コンプストン、ローズ・レスリー、ショーン・エヴァンスらが出演[6]。初回は1340万人もの視聴者を獲得し、イギリスで放送された新しいドラマでは2018年の『ボディガード ―守るべきもの―』以来の最高記録となった[7]。2022年3月にはBBCが第2シリーズの製作について発表し[8]、翌2023年3月にその概要を発表した[9]。
梗概
第1シリーズ:原潜ヴィジル 水面下の陰謀
スコットランドの曳舟漁船マイリ・フィネア号が突如として姿を消した頃、海中を航行する架空のヴァンガード級原子力潜水艦ヴィジル号では乗員がヘロインの過剰摂取で死亡する事件が発生し、やがてこれらは警察と英国海軍と英国情報部を巻き込んだ国際問題へと発展していく。
第2シリーズ:ヴィジル2 謀略の軍事ドローン
スコットランドのダンデア英空軍[注 1]試験場で、中東のウディアン国のアル・シャウカ空軍基地と合同でデモンストレーションが行われていたが、そこで軍事用無人機が突如人間を攻撃し始め死傷者が発生した。この事故はやがて英国空軍とウディアンの組織が複雑に入り組んだ謀略を明かすこととなっていく。
登場人物
第1シリーズ
名前 |
俳優 |
吹替声優[10] |
備考
|
スコットランド警察カークマウス警察署
|
コリン・ロバートソン警視 |
ゲイリー・ルイス |
宮田浩徳 |
|
エイミー・シルヴァ主任警部 |
サラン・ジョーンズ |
渡辺美佐 |
|
カーステン・ロングエイカー巡査部長 |
ローズ・レスリー |
村中知 |
|
ポーター巡査部長 |
Reuben Joseph |
渡部俊樹[11] |
|
ヴィジル号乗員
|
ニール・ニューサム海軍中佐 |
パターソン・ジョゼフ |
さかき孝輔 |
艦長
|
マーク・プレンティス海軍少佐 |
アダム・ジェームズ |
佐藤晴男 |
副艦長
|
ヘネシー海軍少佐 |
Dan Li |
|
機雷長
|
エリオット・グロウヴァー准尉 |
ショーン・エヴァンス |
綿貫竜之介 |
操舵長[注 2]
|
マシュー・ダワード海軍大尉 |
Lorne MacFadyen |
山橋正臣[13] |
ソーナー士
|
クレイグ・バーク上等兵曹 |
マーティン・コンプストン |
渡部俊樹 |
ソーナー士
|
テイラ・キアリー上等兵曹 |
Lois Chimimba |
沼田智佳[14] |
ソーナー士
|
サイモン・“ハダーズ”・ハドロウ海軍大尉 |
Connor Swindells |
初村健矢 |
機関将校
|
ゲイリー・ウォルシュ上等兵曹 |
ダニエル・ポートマン |
細川祥央 |
機関士
|
アダムズ上等兵曹 |
Tom Gill |
柏野昌俊[15] |
機関士
|
ジョン・ディアボーン上等兵曹 |
Bhav Joshi |
|
ソーナー士
|
ティファニー・ドカティ海軍大尉 |
アンジリ・モヒンドラ |
和優希 |
医師
|
ジャッキー・ハミルトン兵曹 |
Anita Vettesse |
|
料理長
|
アビオラ |
Fode Simbo |
|
料理人
|
アンダートン |
Cristian Ortega |
|
操縦士
|
ヘザー・クロウニン |
Bobby Rainsbury |
沼田智佳[14] |
通信係
|
技師 |
Jack Sherlock |
|
バルブ係
|
ロス・ハーミソン |
― |
― |
Junior Rate / 機関士
|
海軍関係者
|
国防大臣 |
Susannah Doyle |
|
英国国防省
|
ショウ海軍少将 |
スティーヴン・ディレイン |
三瓶雄樹 |
ダンロック海軍基地
|
エリン・ブラニング海軍少佐 |
ロリータ・チャクラバーティ |
阿部彬名 |
ダンロック海軍基地
|
スコット提督 |
Angelique Fernandez |
|
米国海軍
|
MI 5
|
ジェイ・コーリ |
Parth Thakerar |
渡部俊樹[11] |
|
ローラ・マイケルズ |
Therese Bradley |
|
|
ピース・キャンプ[注 3]の関係者
|
ジェイド・アントニアーク |
Lauren Lyle |
沼田智佳 |
バークの恋人
|
ベン・オークリー |
Cal MacAninch |
|
|
キャット |
Aisha Toussaint |
|
|
パトリック・クルーデン |
Stephen McCole |
|
スコットランド市議会議員
|
マーク・ヒル |
Oliver Lansley |
|
クルーデンの部下
|
ピーター・イングルズ |
Sam Redford |
|
|
その他
|
ポピー |
Orla Russell |
沼田智佳[14] |
エイミーの娘
|
イアン |
Jim Sturgeon |
|
エイミーの夫
|
“キャット”キャサリン |
|
― |
エイミーの飼い猫
|
モラグ・トレフェンズ |
Anne Kidd |
|
イアンの母
|
ゴードン・トレフェンズ |
Michael Mackenzie |
|
イアンの父
|
ダグラス・ウォルシュ |
― |
― |
ゲイリーの弟
|
サム・ウォルシュ |
― |
― |
ゲイリーの弟
|
ショーン・ハミルトン |
― |
― |
ジャッキーの息子
|
プレンティスの娘 |
Silvie Furneaux |
|
|
|
|
早川毅 越後屋コースケ 今泉葉子 谷内健 野々山恵梨[17] |
|
第2シリーズ
名前 |
俳優 |
吹替声優 |
備考
|
スコットランド警察
|
コリン・ロバートソン警視 |
ゲイリー・ルイス |
宮田浩徳[18] |
|
エイミー・シルヴァ主任警部 |
サラン・ジョーンズ |
渡辺美佐[18] |
|
カーステン・ロングエイカー警部[9] |
ローズ・レスリー |
村中知[18] |
|
ポール・タウンゼンド刑事巡査部長[19] |
Noof Ousellam[19] |
|
|
コンプトン |
Jordan Young |
|
武装警官
|
ダンデア空軍基地の関係者
|
マーカス・グレインジャー空軍少将[20][19] |
ダグレイ・スコット[9] |
てらそままさき[18] |
|
コリン・ディクソン空軍中尉[19] |
Anders Hayward[19] |
|
R-PAS操縦士
|
クロジアー空軍中尉 |
Angus Yellowlees |
|
グレインジャーの部下
|
パトリック |
Craig Anthony-Kelly |
|
兵士
|
ジャンセン |
Martin Bell |
|
兵士
|
キース・シモンズ伍長 |
Jack Hesketh |
|
兵士
|
デイヴィッドソン |
|
|
兵士
|
アル・シャウカ空軍基地の関係者
|
アリ・ビラーリ空軍大佐[19] |
Nebras Jamali[19] |
|
基地司令官
|
アンソニー・チャップマン空軍中佐[21] |
アラステア・マッケンジー[21] |
谷内健 |
|
イライザ・ラッセル空軍少佐代理[20][19] |
ロモーラ・ガライ[9] |
渡辺明乃[18] |
|
サタム・“サム”・アブダル・カーダー空軍大尉[20][19] |
オスカー・セイラム[9] |
前田雄[18] |
R-PAS操縦士
|
カラム・バーカー空軍大尉[20] |
クリス・ジェンクス[9] |
田部圭祐[18] |
R-PAS操縦士
|
ニコール・ロウソン空軍大尉[19] |
Shannon Hayes[19] |
|
R-PAS操縦士
|
フィールド |
Ben Allen |
|
無人航空機操縦士
|
ケイン |
|
|
無人航空機操縦士
|
サダーギ |
|
|
無人航空機操縦士
|
フレイザー救急員 |
Kim Allan |
|
軍医
|
ウェス・ハーパー[19] |
Jonathan Ajayi[9] |
|
Alban-X社の技師
|
サビハ・“サビ”・チャップマン[21] |
ヒバ・メディア[9] |
アナンド雪[18] |
中佐の娘
|
MI5
|
サー・イアン・ダウニング |
Dominic Mafham |
|
|
ダニエル・ラムジー[20] |
アミール・エル=マスリー[9] |
上住谷崇[18] |
|
ライト |
Kirsty Besterman |
|
|
ジョーンズ |
Lee Knight |
|
|
ウォーカー |
Edmund Wiseman |
|
|
スコットランドの人々
|
デレク・マッケイブ[19] |
Steven Elder[19] |
|
Alban-X社副社長
|
ロス・サザランド[22] |
David Elliot[9] |
|
退役軍人
|
フィラス・ザマーン |
Tommy Sim’aan[9] |
|
ウディアン出身者
|
ポピー・シルヴァ[19] |
Orla Russell[19] |
|
エイミーの義娘。12歳。
|
エマ・ミリントン |
Tania Rodrigues |
|
|
アーリーン・ロイス |
Naomi Stirrat |
|
掃除婦
|
ローラ |
Keira Lucchesi |
|
ロスの知人
|
サスキア |
Rosa Escoda |
|
Alban-X社の弁護士
|
ウディアンの人々
|
アブダラ・ガザーリ[19] |
Khalid Laith Nicoel[19] |
|
|
アリア・ガザーリ |
Rebecca Banatvala |
|
アブダラの妻
|
フェイザル・ガザーリ |
Malek Alkoni |
|
アブダラの息子
|
ナダー・ワヒード |
Armin Karima |
|
カーダーと大学の同期生
|
マタズ |
Kamal Mustaffai |
|
ガザーリの部下
|
ハフサ |
Inaam Al Battat |
|
ガザーリの部下
|
モハメド・ラジャブ |
|
|
|
レイラ |
Jumaan Zizzari |
|
ビルの受付係
|
製作
当作は『ライン・オブ・デューティ 汚職特捜班(英語版)』や『ボディガード ―守るべきもの―』等のワールド・プロダクションズ製作の番組と同じスタイルである。2021年に行われたインタビューで脚本のトム・エッジはディヴェロップメント・プロデューサーのジョージ・エイザ=セリンガーにテレビ向けの潜水艦番組を展開するよう働きかけられた。本作はイギリスの常時海に展開している抑止力(Continuous At-Sea Deterrent: CASD)と潜水艦乗員の生活に着想を得ている[23]。そして撮影・設定ともにスコットランドであり、それに加えて英国海軍の架空のヴァンガード級原子力潜水艦ヴィジル号も舞台としている。製作デザイナーのトム・セイヤーが手の混んだスタジオのセットを製作し、潜水艦の内部はそこで撮影された[24]。
スタッフ
第1シリーズ
- 製作総指揮:トム・エッジ
- 脚本:トム・エッジ/エド・マクドナルド/チャンドニ・ラクハニ
- 監督:ジェイムズ・ストロング/イザベル・シーブ
- テーマ音楽:アグネス・オベル『Fuel to Fire』
第2シリーズ
- 製作総指揮:トム・エッジ[19]
- 製作:マーカス・ウィルソン[19]
- 脚本:トム・エッジ/マリアム・ハミジ/ジェームズ・スマイズ/ライアン・オサリヴァン&マティルダ・ワネク[19]
- 監督:アンディ・ドゥ・エモニー/ジョス・アニュー[19]
日本語版スタッフ
各話リスト
第1シリーズ
第2シリーズ
各国での放送
英国での放送
英国では毎週日曜夜21時からBBC 1で放送された。
第4話以降、ITVでは20時から22時に本作でグロウヴァー准尉役を演じるショーン・エヴァンス主演の『刑事モース』第8シリーズが放送されていたが、視聴率でそちらを抑えて首位に立った。
日本での放送
第1シリーズ
2021年11月24日よりAmazon Prime Videoチャンネル スターチャンネルEX ―Drama & Classics―およびスターチャンネルEX[4]にて吹替版・字幕版が12月29日までの毎週水曜に各話が順に配信された[3][55][56][57][58][59][60]。そして翌12月よりスターチャンネルでも吹替版・字幕版が放送された[61]。
第2シリーズ
2024年6月21日より毎週金曜日に字幕版がAmazon Prime Videoチャンネル スターチャンネルEXで毎週一話ずつ配信されること、8月に字幕版・吹替版がスターチャンネルで放送されることが5月21日に発表された[62]。
放送日 |
曜日 |
放送時間 |
放送局 |
形態 |
備考 |
出典
|
2021年12月05日 |
日曜日 |
16:00 - 17:15 |
スターチャンネル Star 1 |
S1吹替版 |
第一話先行放送 |
[2]
|
2021年12月07日 - 2022年01月18日 |
毎週火曜 |
22:00 - 23:10 |
スターチャンネル Star 3 |
初回放送 |
[2] [63]
|
2021年12月08日 - 2022年01月19日 |
毎週水曜 |
11:00 - 12:10
|
2021年12月08日 - 2022年01月19日 |
23:00 - 00:15 |
スターチャンネル Star 1 |
S1字幕版 |
初回放送
|
2021年12月10日 - 2022年01月21日 |
毎週金曜 |
00:15 - 01:30 |
|
2021年12月15日 - 2022年01月26日 |
毎週水曜 |
13:00 - 14:15 |
|
2022年01月08日 |
土曜日 |
10:00 - 15:00 |
キャッチアップ放送(S1#1-4)
|
2022年01月09日 |
日曜日 |
スターチャンネル Star 3 |
S1吹替版
|
2022年05月06 - 8日 |
金-日曜 |
不定 |
GW総力企画: 海外ドラマ3シリーズ一挙放送 |
[64]
|
2022年07月19日 - 2022年08月23日 |
毎週火曜 |
22:00 - 23:10 |
|
[65]
|
2022年07月20日 - 2022年08月24日 |
毎週水曜 |
12:00 - 13:10 |
|
2022年12月01日 - 2023年01月12日 |
毎週木曜 |
23:00 - 24:05 |
スターチャンネル Star 1 |
S1字幕版 |
|
[66] [67]
|
2022年12月03日 - 2023年01月13日 |
毎週土曜 |
01:00 - 02:05 |
|
2022年12月08日 - 2023年01月19日 |
毎週木曜 |
12:00 - 14:05 |
|
2023年05月03日 |
水曜日 |
13:00 - 21:00 |
スターチャンネル Star 3 |
S1吹替版 |
GWスペシャル! 人気ドラマ一挙放送 |
[68] [69]
|
2023年11月18日 |
土曜日 |
23:00 - 06:00 |
スターチャンネル Star 2 |
S1字幕版 |
|
[70] [71]
|
2023年11月25 - 30日 |
土-木 |
09:00 - 10:15前後 |
|
2023年12月27日 |
水曜日 |
00:00 - 07:00 |
スターチャンネル Star 3 |
S1吹替版 |
|
[71]
|
2024年08月03・4日 |
土曜・日曜日 |
13:40 - 17:10 12:00 - 15:30 |
スターチャンネル |
S1吹替版 |
S2スタート直前 一挙放送 |
[72]
|
2024年08月05・6日 |
月曜・火曜日 |
16:30 - 20:10 16:00 - 19:20 |
S1字幕版
|
2024年08月04日 |
日曜日 |
15:30 - 16:45 |
S2吹替版 |
第一話先行放送 |
[47] [73]
|
2024年08月06日 - 2024年09月10日 |
毎週火曜 |
23:00 - 00:15 |
S2字幕版 |
初回放送
|
2024年08月08日 - 2024年09月12日 |
毎週木曜 |
23:00 - 00:10 |
S2吹替版
|
2024年08月13日 - 2024年09月17日 |
毎週火曜 |
13:00 - 14:10 |
S2字幕版
|
2024年08月15日 - 2024年09月19日 |
毎週木曜 |
13:00 - 14:10 |
S2吹替版
|
その他地域
- インド:LionsgatePlayで9月10日から配信されている[74][75]。
- ニュージーランド:2021年9月後半から、TVNZ’s TVNZとTVNZ On Demandにて配給された[76]。
- アメリカ合衆国:配信サービスPeacockで2021年12月23日から配信され、USA Networkで2022年1月3日からTV放映がされた[77]。
- ドイツ:2022年1月から、Arteにて「Vigil – Tod auf hoher See」の題で放送された[78]。
- フランス:ドイツと同様にArteで2022年1月13日から配信されている。
- オランダ:ストリーミング・サービスNederlandse Publieke Omroep(NPO)のプレミア・サービスNPOプラスで配信されている[79]。
- リトアニア:LRT Televizijaで放映された[80]。
評価
イギリスでの視聴者数
第1話は放送から七日間で1020万人の視聴者数を獲得し、本作は2021年にBBCで最も視聴された新ドラマとなった[81]。
批評
『ガーディアン』紙のルーシー・マンガンは第1話を好奇心をそそるものとし、五つ星の評価をした上で「手堅く進む、昔ながらのエンターテインメント」と表現した[82]。『インデペンデント』紙は五つ星中四つ星の評価であったが、出演者とトム・エッジの脚本を褒め称えている[83]。ロンドンの『イヴニング・スタンダード』紙による四つ星評価の中で、ケイティー・ロセインスキーは「最深海を航行中の潜水艦を舞台にした場面で、照明が赤みがかっていたり青みがかっていたりし視覚的にも感銘を受けるものである。そこに飛び上がらせるような恐怖、ほんの一握りの大災害、そしていくつかある続きが気になるような謎で、興味深くも暗い最深部での緊張感漂う謎が生まれる。毎週日曜の夜はストレスでいっぱいだ――他のものでは味わえないだろう。」と述べた[84]。『エンパイア』誌に掲載された五つ星のレヴューで『ヴィジル』は「冷酷な陰謀を描いたドラマで、自らの持ち札をいかにして相手にさとられないかを知っている演者たちで溢れている」と説明された[85]。『ザ・タイムズ』紙のヒューゴ・リフキンドは「フーダニットを潜水艦で行った」ことは「見事な腕前だ」と評した[86] 。『フィナンシャル・タイムズ』紙で四つ星と評したスージー・フィエイは「潜水艦を舞台としたことは極めて一般的な材料から美味しい料理をつくるようなうれしい効果をもたらした」と述べた[87]。
他のレヴューはそこまで称賛をせず、非現実的なセットや技術的な不正確さ、脚本の非現実性や製作側の政治的偏見に焦点を当てている。『ザ・スペクテイター』紙のジェイムズ・デリングポールは本作を「素人らしい非現実的なもの」と評した上で「制服が間違っている。天井が高すぎるし潜水艦があまりにも雄大すぎる」と他の問題を指摘した上で、「使い古された言い回しに、信じがたい脚本と官僚主義的な確認手続きだ」と評した[88]。『ザ・テレグラフ』紙のアニタ・シングは本作を「とても悪くロシアのプロパガンダかもしれない」と評し、また同紙のエド・パワーも「話がナンセンスだ」とか「前提が無駄だ」などと付した[89][90]。『ザ・テレグラフ』紙はまた本作で海軍考証を担当した人物がスコットランド国民党の評議員であり反核兵器運動家であることで、偏見の告発を招いた」と報じた[91]。『ザ・タイムズ』紙のキャロル・ミドグリーは「標準レベルに達しない海を舞台としたドラマで私の心は沈んだ」と述べ、本作を「無能だ」と評した[92]。
FV・アンタレス号沈没事件
本作で描かれた架空の曳舟漁船マイリ・フィネア号の沈没事件は、FV・アンタレス号が英国海軍のトラファルガー級原子力潜水艦トレンチャント号(S-91)[注 5]によって1990年にクライド湾で沈没した事件を思い起こさせるものである。アトラス号の乗員の遺族はマイリ・フィネア号の沈没によって動転したと述べたが、BBCは本作が特定の事件に影響を受けたり元にしていたということを否定した[93][94]。
その他
Twitter上では、シルヴァ(Silva)主任警部とロングエイカー(Longacre)巡査部長の関係性に注目したタグ「silvacre」をつけた投稿が初日放送直後(英国時間8月29日午後10時7分)になされ[95]、それ以来ファン・フィクションなどを含め様々な投稿が行われている。この現象は主演の二人の耳にも入っていた[注 6]。
第1シリーズではシリーズ名と同名の原子力潜水艦が舞台であったが、第2シリーズには「Vigil」と名前がつくものは一切出てこない。しかし実際のスコットランド警察の紋章には「Semper Vigilo」の文言が記されている[97][98]。
受賞
関連項目
脚注
注釈
- ^ 本作ではRoyal Air Force(王立空軍)の呼称を使わずに一貫してBritish Air Forceと呼ばれている。
- ^ 原語では「coxswain」。原語の台詞にある役職の「coxswain」は吹替・字幕版では階級の「准尉」に置き換えられてしまっている。coxswainの仕事は「福祉、規律、道徳面で乗員の面倒を見ること」であり、グロウヴァーは「歩く人事部」と称している[12]。
- ^ peace campとは「軍事活動[核兵器]に反対する平和運動の長期キャンプ」[16]である。
- ^ R-PASは民間人の言うドローンと同じという説明がある[43]が、R-PASをドローンと呼ばれることに対しては酷く嫌う様子がある[44]。
- ^ 第二次世界大戦時のイギリスのT級潜水艦トレンチャント号とは異なる。
- ^ BBCが公開した動画で二人が以下のように会話をしている場面がある[96]。
Jones: And I knew that they nicknamed us ‘Silvacre’.
Leslie: Yes, I was told that.
出典
- ^ “Butterfly - YouTube”. 2021年10月30日閲覧。
- ^ a b c “Star Channel First Guide: December 2021”. 2021年11月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年11月19日閲覧。
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外部リンク