北海道恵庭南高等学校(ほっかいどう えにわみなみこうとうがっこう、Hokkaido Eniwa Minami High School)は、北海道恵庭市白樺町4丁目に所在する道立高等学校。通称は「恵南」(けいなん)。
概要
北海道の高等学校で私立と公立を含めて唯一の普通科と体育科を併設している学校[2]。学校の北東側には野球場・陸上競技場などがある自然の森林が広がる恵庭公園や冬にスケートができる恵庭市民スケート場があり、南東側には陸上自衛隊南恵庭駐屯地が広がり、北西側には住宅地と少し離れたところに一級河川の漁川がある。
- 受賞
- 校歌
沿革
1951年に恵庭町立北海道恵庭高等学校(現北海道恵庭北高等学校)の漁分校を定時制の学校として設置が許可され、6月28日に恵庭中学校を借りて、開校式と第1回入学式(1学年11名、2学年12名)が開かれる[4]。1961年に恵庭町立北海道恵庭高等学校から全日制課程を持たない定時制課程だけの恵庭町立北海道恵庭南高等学校として独立となった。1962年に新校舎が完成した桜町に移転する。1964年に町立から道立に移管され、6月17日に道立移管記念式典が行われた。1969年に普通科の他に新たに全日制課程の体育科が恵庭南高等学校に設置された。1973年に新校舎が完成し現在地の白樺町に移転する。1976年に創立25周年と同時に白樺町に完成した新校舎の落成記念式典が行われた。1994年に3階建ての重層構造体育館(第3体育館)が完成した。
年表
施設
- いつわ寮 - 全道各地から生徒が来るため、男子棟と女子棟の寮がある[5]。
- 第一体育館 - バスケットボール、またはバレーボール専用[6]
- 第二体育館 - 体操・ボクシング専用[6]
- 第三体育館(重層構造体育館)
- 3階 - 室内走路[6]
- 2階 - アリーナ[6]
- 1階 - トレーニング室、柔道場、剣道場[6]
- 水泳プール - 全長25m[6]
- 専用サッカー場
- 専用野球場 - 両翼 90m[6]
- 専用陸上競技場 - 400mトラック6レーン[6]
- 直走路3レーン - 130m オールウェザー[6]
教育課程
学校行事
- 4月 - 着任式、前期始業式、入学式、新体力テスト(体育科)、公務員模試・道看模試・SPI2対策テスト(3年)
- 5月 - 全国センター模試(3年)、公務員・就職模試(3年)
- 6月 - 前期中間考査、高2看護模試(2年)、道看模試(3年)、公務員模試・SPI2対策テスト(3年)、宿泊研修(普通科1年)、開校記念日
- 7月 - キャンプ実習(体育科3年)、総合学力記述模試(3年)、恵南祭、公務員・就職模試(3年)、総合学力テスト(2年)、遠足(3年)、夏季休業
- 8月 - 看護模試(2年)、道看模試(3年)
- 9月 - 前期期末考査、公務員模試(2年)、ベネッセ・駿台マーク模試(3年)、高2公務員模試(2年)、道看模試(3年)、全国センター模試(3年)、マラソン大会、前期終業式、秋季休業
- 10月 - 後期始業式、芸術鑑賞、見学旅行(2年)、学力判定模試(1年)、ベネッセ・駿台マーク模試(3年)
- 11月 - 道看模試(3年)、総合学力テスト(1・2年)、高2公務員模試・高2看護模試、SPI基礎テスト(2年)、ベネッセ・駿台マーク模試(3年)、後期中間考査
- 12月 - 特別考査、体育大会、冬季休業
- 1月 - 高2公務員模試・高2就職模試(2年)、宿泊研修(体育科1年)、スキー実習(体育科2年)、後期期末考査(3年)、総合学力テスト(1・2年)
- 2月 - 特別考査(3年)、全国センター模試(1・2年)、看護模試(2年)、公務員・就職模試(2年)、高2看護模試・高2公務員模試・高2就職模試(2年)、高2全国センター模試(2年)、高1全国センター模試(1年)、追認考査(3年)、後期期末考査(1・2年)、特別考査
- 3月 - 卒業式、SPI基礎テスト(2年)、SP入門テスト(1年)、修了式・離任式、学年末休業、追認考査(1・2年)
部活動
体育科の生徒は所属できる部活動(新体操部、陸上競技部、硬式野球部、柔道部、剣道部、サッカー部、バスケットボール部、バレーボール部、クロスカントリースキー部)の9種目に限られ、どれかに所属していないといけない[7]。
体育系
全国大会の成績だけ掲載しています。
- 体育科専攻
文化系
- 同好会
外局
アクセス
- 鉄道
- バス
著名な出身者
- 1996年にウェルター級でひろしま国体[20]・全国高校選抜・全国高校総体と合わせて高校三冠を達成した[8]。
脚注
注釈
出典
関連項目
外部リンク