北永山駅(きたながやまえき)は、北海道(上川総合振興局)旭川市永山町14丁目[1]にある北海道旅客鉄道(JR北海道)宗谷本線の駅である。電報略号はキヤ[2]。事務管理コードは▲121804[3]。駅番号はW32。
一部の普通列車のみが停車し、2020年3月14日改正時点で下り8本・上り9本のみ停車する[4]。
歴史
現在の宗谷本線が開通した当初、永山駅 - 比布駅間はおよそ8 km に渡って駅が無かった[5]。
当駅の設置は、永山村・当麻村・比布村・東鷹栖村(いずれも当時)の境界付近の住民から駅設置の要望が出されたことによって、仮乗降場が設置されたことに始まる[5]。
年表
駅名の由来
「永山」の北部にあるため[10][1]。
駅構造
1990年(平成2年)に移転後の駅は、稚内方に向かって右手に単式ホーム1面1線を有する地上駅[2]。ホーム中央部分に待合所、稚内方に階段を有し駅施設外に連絡している[2]。トイレは無い[11]。
移転前の駅も、現在と同じくホームは線路の東南側(稚内方面に向かって右手側)で、待合所のみを有していた[12]。
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ホーム(2017年10月)
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駅名標(2017年10月)
利用状況
乗車人員の推移は以下のとおり。年間の値のみ判明している年については、当該年度の日数で除した値を括弧書きで1日平均欄に示す。乗降人員のみが判明している場合は、1/2した値を括弧書きで記した。
また、「JR調査」については、当該の年度を最終年とする過去5年間の各調査日における平均である。
年度
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乗車人員
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出典
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備考
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年間
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1日平均
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JR調査
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1978年(昭和53年)
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36.0
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[7]
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1992年(平成04年)
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(121.0)
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[2]
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前々年に移転。1日平均乗降客数:242
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2017年(平成29年)
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33.8
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[JR北 1]
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2019年(令和元年)
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39.4
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[JR北 2]
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2023年(令和05年)
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72.6
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[JR北 3]
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駅周辺
永山市街を出て、当麻町との境に近い、上川盆地の田園地帯の中にある[11]。ホームからは大雪山系の山々が望める[11]。
隣の駅
- 北海道旅客鉄道(JR北海道)
- ■宗谷本線
- □快速「なよろ」
- 通過
- ■普通(一部列車は当駅通過)
- 永山駅 (W31) - 北永山駅 (W32) - *
南比布駅 (W33) ‐ 比布駅 (W34)
- *:
打消線は廃駅
脚注
出典
JR北海道
- ^ “駅別乗車人員(【別添資料】(2)宗谷本線(旭川・稚内間)の状況)” (PDF). 宗谷線(旭川~稚内間)事業計画(アクションプラン). 北海道旅客鉄道. pp. 11-12 (2019年4月). 2019年4月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年4月18日閲覧。
- ^ “駅別乗車人員(【別添資料】(2)宗谷本線(旭川・稚内間)の状況)” (PDF). 宗谷線(旭川~稚内間)第2期事業計画(アクションプラン). p. 10 (2021年4月16日). 2021年4月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年4月29日閲覧。
- ^ “宗谷線(旭川・稚内間) 事業の抜本的な改善方策の実現に向けた実行計画(2024(令和6)~2026(令和8)年度)” (PDF). 北海道旅客鉄道 (2024年). 2024年9月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年9月8日閲覧。
関連項目
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北永山駅に関連するカテゴリがあります。
外部リンク