北条口(ほうじょうぐち)は、兵庫県姫路市の地名(町丁)。郵便番号は670-0935[3]。住居表示は未実施であるが、1丁目から5丁目までがある[5]。
地理
北条口は姫路市の中心市街地・内町の南東部に位置する。
歴史
藩政時代には組屋敷があった所である[6]。北条門内の大区であって「町」とは称さない[6]。1889年(明治22年)4月、姫路に市制が施行され、下白銀町の民家を姫路市役所としていたが、1897年(明治30年)11月、市役所は北条口に移転された[6]。
姫路市北条口2丁目・姫路城城下町跡の発掘調査で、下級武士の屋敷地内部における土地利用の在り方が明らかにされている[7]。
世帯数と人口
2021年(令和3年)12月31日現在の世帯数と人口は以下の通りである[2]。
丁目 |
世帯数 |
人口
|
北条口1丁目
|
101世帯
|
140人
|
北条口2丁目
|
249世帯
|
545人
|
北条口3丁目
|
222世帯
|
471人
|
北条口4丁目
|
72世帯
|
145人
|
北条口5丁目
|
137世帯
|
290人
|
世帯数と人口の遷移
『姫路誌』(1912年印刷・発行)によれば、北条口は戸数280・人口1005である[8]。2018年6月末の世帯数・人口は1丁目97・143、2丁目159・346、3丁目178・363、4丁目53・116、5丁目138・291[9]。
小・中学校の学区
市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[10]。
経済
産業
- 店・企業
- 金融機関
- かつて北条口に居住した商人・実業家など
- 商人・実業家は乾物酒の石本、材木の中野、技師の池田、メリヤス雑の池田、会社員の加藤、請負師の中島、マッチ小箱の大村、銀行重役の井上、土木電気建築設計請負の別所、下駄の小川、会社員の吉村、白木綿製造の高井、会社重役の佐伯、土木建築請負の藤原[11]、牛尾合資会社の牛尾[12]などがいた。
- かつて存在した店・企業、工場
交通
道路
地域
相談
- 赤穂哲司法書士事務所
- 林哲男司法書士事務所
- 稲岡勇税理士事務所
- 鵜飼茂一税理士事務所[14]
- 岡部隆信税理士事務所
- 粕谷孝久税理士事務所[14]
- 永尾清貴税理士事務所[14]
- 前川韶治税理士事務所[14]
- 米田光一朗公認会計士・税理士事務所
- 吉川法律事務所
- 谷林・小川法律事務所
- 楠茂美会計事務所
- DAIKOKU - CONSULTANT(会計事務所)
|
医療機関、医師
- 江原医院
- 小山医院
- 川崎医院
- Kobaレディースクリニック
- 高石歯科医院
- 沼田歯科医院
- 三輪整形外科
- 梅田了[11]
- 江原誠一[11]
|
施設
- 宗教
- 黒住教姫路中教会所
- 天理教生野大教会
- 日本キリスト教団姫路福音教会
出身・ゆかりのある人物
脚注
参考文献
- 姫路誌編『姫路誌』姫路市、1912年。
- 播磨史談会編『姫路市史 市制施行三十年記念』姫路市、1919年。
- 『姫路飾磨神崎紳士大鑑』姫路興信所、1924年。
- 交詢社編『日本紳士録 第41版』交詢社、1937年。
- 交詢社編『日本紳士録 第44版』交詢社、1940年。
- 兵庫県総務部調査課編『兵庫県会社一覧 昭和15年12月末日現在』兵庫県総務部調査課、1941年。
|