兵庫県立がんセンター(ひょうごけんりつがんセンター)は、兵庫県明石市にある県立病院。兵庫県の都道府県がん診療連携拠点病院、医師の卒後臨床研修指定病院でもある。
沿革
診療科
- 内科(血液内科、腫瘍内科、緩和医療科)、精神科、呼吸器科、消化器科、外科(消化器外科、乳腺科)、整形外科、形成外科、脳神経外科、呼吸器外科、皮膚科、泌尿器科、婦人科、耳鼻咽喉科(頭頸部外科)、放射線診断科、放射線治療科、麻酔科、歯科、歯科口腔外科
医療機関の指定・認定
(下表の出典[1])
交通
- JR明石駅・山陽明石駅より神姫バス(北4番・北5番のりば)20・21系統、市民病院方面行・23・82系統、がんセンター経由県立リハビリセンター行・22系統、がんセンター・玉津曙・王塚台5丁目経由西明石駅行・22A系統、がんセンター・県立リハビリセンター・玉津曙・王塚台5丁目経由西明石駅行でがんセンター下車。
- JR西明石駅から神姫バス(1番のりば)22系統、王塚台5丁目・玉津曙・がんセンター経由明石駅行・22A系統、王塚台5丁目・県立リハビリセンター・がんセンター経由明石駅行でがんセンター下車。
不祥事・医療ミス・医療事故
- 2018年 - 2018年末、子宮体がん患者の女性(40代)の手術前に肺の血栓を防ぐため金属製のフィルターを挿入。2019年1月にワイヤで回収しようとしたが、医師の作業ミスでワイヤがフィルターから外れる医療事故が起きた。別の病院で開胸手術を行い、フィルターは取り出せた。フィルターが長期間留置されると新たな血栓ができる恐れがあった。患者のその後の経過に問題はない[2]。
- 2021年8月 - 腎臓がん患者の男性(50代)の手術を、手術支援ロボット「ダヴィンチ」で行った際、誤ってがんのない正常な部分を摘出。本来は手術中に摘出した部分に病巣があるかを目視で確認するが、男性執刀医(50代)は確認しなかった。男性患者はこのミスにより、左の腎臓を全摘する再手術を受け、退院した[3]。
関連項目
脚注
- ^ “兵庫県医療機関情報システム”. 兵庫県健康福祉部健康局医務課. 2020年9月7日閲覧。
- ^ “県立がんセンターで医療事故 患者体内に医療器具が留置”. 神戸新聞 2019/8/27 18:55. 2020年9月7日閲覧。
- ^ “腎臓がんのロボット手術で医療事故 がんのない正常な部分を誤って摘出 兵庫県立がんセンター”. 関西テレビ 11/26(金) 18:39. 2021年12月1日閲覧。
外部リンク
兵庫県立がんセンター