ワイアット・アープ (1994年の映画)
『ワイアット・アープ』(原題: Wyatt Earp)は、ローレンス・カスダン監督、製作、脚本による1994年のアメリカ映画。西部開拓時代の保安官であるワイアット・アープを主人公とした伝記、西部劇映画で、製作も兼任したケビン・コスナーがアープを演じる。 あらすじ
法律家であり、大農業家であるニコラス・アープ一家は、大西部を西へと移動していた。ウイチタで法執行官となって、ウリラと結婚したワイアットは、早くに妻を病気で失い、悲しみを抱いて街を出た。一時は馬泥棒にまで身を落とした彼は、脱獄・逃亡の後、バッファローハンターとして生計を立てていた時に知り合った仲間と、保安官に雇われ、史上最悪の街と異名をとるダッジシティで、暴力的な保安官として名を馳せた。しかし、人生の成功に拘ったワイアットは、法の執行官の職を捨て、銀鉱山に沸くブームタウン、トゥームストンに兄弟たちと共に移住する。そこには、かつて知り合った仲間たち、ドク・ホリディやマスターソン兄弟らが集結。兄弟たち共同で鉱山を取得し、順調に成功への道を歩んでいるように見えた。3兄弟はそれぞれ妻を連れていたが、ワイアットは、対立する郡保安官のフィアンセと三角関係になり、自身の保安官としての職務とも相まって、次第に土着のならず者たちとアープ兄弟との、亀裂が深まってくる。1881年10月26日、遂に両派はOKコラル付近で、睨み合いになる。 キャスト
評価レビュー・アグリゲーターのRotten Tomatoesでは83件のレビューで支持率は31%、平均点は5.40/10となった[3]。Metacriticでは20件のレビューを基に加重平均値が47/100となった[4]。 1994年6月24日に1859劇場で公開され、公開初週末3日間で754万3504ドルを稼いで初登場4位となった[5]。製作費6300万ドルに対し、北米累計興行収入は約2500万ドルであった[2]。 受賞・ノミネート
出典
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