ランボルギーニ・エストーケ
ランボルギーニ・エストーケ(Lamborghini Estoque )はイタリアの自動車メーカー、ランボルギーニが試作した4ドアのコンセプトカーである。 概要2008年のモンディアル・ド・ロトモビルに出展された4ドアスポーツサルーン。エストーケとはスペイン語で「闘牛剣」の意。ランボルギーニとしてはLM002以来のフロントミッドシップ車である。 エンジンはガヤルドの5,204ccV型10気筒エンジンを搭載し、最高出力560PSを発生。将来的にV型12気筒ターボエンジンやV型8気筒ハイブリッドの搭載も予定されていた。アルミニウム製のスペースフレームシャシは次期アウディ・A8と共有している。 生産計画のキャンセル2009年3月22日、エストーケの生産計画がキャンセルされたと報じられた。ランボルギーニの幹部は「エストーケは生産計画段階に到達しておらず、エストーケを生産するかどうかの決定は販売とマーケティングへの考慮により遅れている」とし、同会長のステファン・ヴィンケルマンは「4ドアランボルギーニ」の可能性を示した上で、「エストーケへの反応はスポーツカー市場の外でランボルギーニにチャンスを示した」と述べた。 2018年のウルスのリリースに際し、ヴィンケルマンはランボルギーニが4ドア市場における競争に興味を持っていることを示唆した。しかし同時にエストーケを製造する計画はなく、単なるコンセプトカーであると述べた。 スペック
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