ラグビーワールドカップ2023・予選本項では、ラグビーワールドカップ2023の予選について述べる。 本大会シード2019年大会の各プールの上位3チーム(合計12チーム)が2023年大会にシードされることが2019年11月2日にワールドラグビーより発表された。フランスは開催国として出場する。 シードチームは以下の通り。 予選プロセス残り8つの出場枠について大陸別の地区予選および大陸間プレーオフ、並びに最終予選によって争う[1]。出場枠の配分は以下の通り。試合の結果等は公式サイトの記載による。 オセアニア地区(2021年・1枠)[2] シード国のトンガとサモアが対戦し、勝者は出場枠を獲得。 敗者は2021年オセアニアカップの勝者と対決し、勝者がアジア・パシフィックプレーオフへ。
2021年オセアニアカップ アジア・パシフィック地区予選(パシフィック地区)
アジア地区(2021年→2022年に変更)[2] アジアラグビーチャンピオンシップ2022の勝者がアジア・パシフィックプレーオフへ。 2022年アジアラグビーチャンピオンシップ(トップディビジョン) 今回は3チームによるトーナメント方式で実施。
アジア・パシフィックプレーオフ(2021年→2022年に変更・1枠)[2] オセアニア地区から勝ち上がったトンガとアジア地区を勝ち上がった香港が対戦し、勝者は出場枠を獲得。敗者は最終予選へ。
アフリカ地区(2021年 - 2022年・1枠)[4] アフリカカップ2021の上位8チームがアフリカカップ2022に参加。 アフリカカップ2022はトーナメント方式で行われ、優勝した国が出場枠を獲得。2位は最終予選へ。 アフリカカップ2022組み合わせ 順位決定戦(3-4位、5-8位)も実施されるが、本項では割愛する。
アメリカ地区(2021年 - 2022年・2枠) アメリカ、カナダ、ウルグアイ、ブラジル、チリ、コロンビア、パラグアイの7か国が参加した。[5] 南アメリカ地区 ブラジル-パラグアイ、チリ-コロンビアの勝者が南米ラグビー選手権に出場。 ウルグアイを含めた3か国で総当たりのリーグ戦を戦い,上位2チームがアメリカ地区代表決定戦に参加する。
ブラジルとチリが南アメリカラグビー協会3か国対抗戦に出場。
1位 ウルグアイ、2位 チリ、3位 ブラジル 北アメリカ地区 アメリカとカナダが順位決定戦を行い、1位と2位を決定。
1位 アメリカ、2位 カナダ アメリカ地区第1代表決定戦 北アメリカ1位のアメリカと南アメリカ1位のウルグアイが対戦し、勝者がアメリカ地区第1代表として本大会に出場する。 敗者はアメリカ地区第2代表決定戦に回る。
アメリカ地区第2代表決定戦 第1代表決定戦敗者のアメリカと、カナダ(北アメリカ地区2位)-チリ(南アメリカ地区2位)の勝者が対戦し、勝者がアメリカ地区第2代表として本大会に出場。敗者は最終予選に出場する。
ヨーロッパ地区(2021年 - 2022年・2枠)[6] ラグビーヨーロッパ選手権2021-2022の通算成績で争い上位2か国が出場枠を獲得。3位は最終予選へ。 ヨーロッパ選手権(チャンピオンシップ)(2021年、2022年の通算成績)
2022年2月に起こったロシア・ベラルーシによるウクライナ侵攻に伴い、ロシア代表に出場停止処分が科された。[8]この処分に伴い、2022年3月に実施予定であったロシア-ジョージア、ロシア-オランダ、ロシア-ポルトガルの3試合は相手国(ジョージア・オランダ・ポルトガル)の不戦勝となった。 2022年4月28日、ワールドラグビーはスペイン代表が予選2試合で代表資格のない選手を出場させていたとして、勝ち点10点を剥奪する処分を行ったと発表した。[9]この処分に伴い、3位だったルーマニア代表と4位だったポルトガル代表の順位が繰り上がり、ルーマニアが欧州第2代表として本大会出場、ポルトガルが最終予選進出となる。
最終予選2022年11月6日、12日、18日にドバイで開催。以下の4チームが1回総当たりで対戦し、1位チームが出場枠を獲得する[10][11]。
脚注注釈
出典
外部リンク |
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