ラグビーワールドカップ2019・決勝
ラグビーワールドカップ2019・決勝は、11月2日に神奈川県横浜市港北区の横浜国際総合競技場で行われた、第9回目のラグビーワールドカップの決勝である。試合開始は日本時間午後6時[4]。 背景2003年大会以来2度目の優勝を目指すイングランドと2007年大会以来3度目の優勝を目指す南アフリカが決勝に進出。両者のW杯での対戦は2007年決勝以来となる[4][5]。 決勝への道のり
イングランド自国開催の前回大会でプールステージ敗退となり、前ラグビー日本代表ヘッドコーチエディー・ジョーンズを招聘したイングランドは、プールCでトンガ、アメリカ合衆国、アルゼンチンにいずれも4トライ以上のボーナスポイントを獲得して勝利し、最終戦を残して決勝トーナメントへの進出を決める。プール戦最終戦となる予定だったフランス戦は東日本台風の影響により中止となり(規定上0-0の引き分け扱い)[6]、プールCを首位で通過する。 準々決勝ではオーストラリアに一時1点差にまで詰め寄られるもペナルティキック3本と1トライを挙げて逃げ切って勝利[7]、準決勝では3連覇を目指すニュージーランド(オールブラックス)をパワーで圧倒し、3大会ぶりに決勝に進出した[8]。なお準決勝でウィリー・ハインツは怪我のため、決勝ではスクラムハーフのベン・スペンサー(サラセンズ)が追加召集された[9]。 南アフリカ南アフリカは初戦のニュージーランド戦に敗れるも、ナミビア・カナダ・イタリアにいずれも4トライ以上のボーナスポイントを獲得して3連勝し準々決勝への進出を決める。 準々決勝では前回大会で敗北を喫した日本をノートライで押さえ込んで快勝[10]、準決勝ではウェールズとの激闘を最終盤のペナルティキックで突き放し、こちらも3大会ぶりの決勝進出を決めた。 試合詳細
来賓決勝には、ワールドラグビー会長ビル・ボーモント、大会名誉総裁の秋篠宮文仁親王・同妃紀子、安倍晋三内閣総理大臣、ラグビー・フットボール・ユニオンパトロンヘンリー王子、シリル・ラマポーザ南アフリカ共和国大統領が来場した。 閉会式試合終了後の閉会式および表彰式では、リーチ・マイケルとリッチー・マコウによって運ばれたウェブ・エリス・カップが秋篠宮文仁親王からシヤ・コリシキャプテンに授与された。その後、2023年大会につなぐハンドオーバーのビデオが公開された[12][13]。 テレビ放送日本では地上波で日本テレビが生中継を担当し、11月2日17:30 - 20:31(35分延長)に放送[14]。解説は大畑大介と齊藤祐也、実況は蛯原哲アナ。平均視聴率は、関東地区が20.5%[15]、関西地区は19.1%を記録した[16]。またJ SPORTS[17]、NHK BS1[18]でも放送された。 脚注注釈出典
関連項目 |
Portal di Ensiklopedia Dunia