メイビー (競走馬)
メイビー(英:Maybe[1])は、アイルランドの競走馬、繁殖牝馬。主な勝ち鞍は2011年のモイグレアスタッドステークス(GI)。同年のカルティエ賞最優秀2歳牝馬[4]。 日本産馬として初のイギリスクラシック制覇を成し遂げたサクソンウォリアーの母である[2]。 競走馬時代アイルランドの名門エイダン・オブライエン厩舎に所属し、2011年5月にデビュー勝ちを飾る。以後、チェシャムステークス(リステッド)、シルヴァーフラッシュステークス(GIII)、デビュータントステークス(GII)、モイグレアスタッドステークス (GI)と無傷の5連勝を達成する[3]。この活躍が評価され、カルティエ賞最優秀2歳牝馬に選出された[4]。 3歳シーズン初戦の英1000ギニー(GI)で3着に敗れ、初の敗戦を喫する。以後、英オークス(GI)5着、ファルマスステークス(GI)5着、メイトロンステークス(GI)8着と2歳時の輝きは取り戻せないまま現役を引退した[3]。 競走成績以下の内容は、Irish Racing.com[3]の情報に基づく。
繁殖牝馬時代引退後はクールモア所有の繁殖牝馬となり、ディープインパクトとの交配のために日本のノーザンファームに渡った。2014年に初仔となる牝馬[注 1]、2015年に牡馬(サクソンウォリアー)を出産している。同年にもディープインパクトと交配しているが不受胎となっている[6]。 2番仔のサクソンウォリアーは離乳後の2015年10月にアイルランドに渡り[7]、母と同じエイダン・オブライエン厩舎から2017年にデビュー。翌2018年5月には無傷の4連勝で英2000ギニーを制覇し、日本産馬として初のイギリスクラシック制覇を果たした[8]。 2020年にも父ディープインパクトの牡馬を出産し、ドラムロールと名付けられている[9]。 血統表
脚注注釈出典
外部リンク
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