レディオーレリア
レディオーレリア(Lady Aurelia, 2014年1月27日 - ) は、鹿毛の競走馬である。主な勝ち鞍は2016年モルニ賞、2017年キングズスタンドステークスである。 経歴デビュー前2015年のキーンランド9月セールに出場にて、George BoltonとPeter Leidelによって35万ドルで購入された[1]。 2歳時(2016年)2016年にキーンランド競馬場の未勝利戦でデビューし、2着に7馬身半差をつけて勝利した。2戦目はアスコット競馬場で行われたクイーンメアリーステークス(G2)に出走し、2着に7馬身差をつけて重賞初制覇を果たした。レース後、鞍上のL.デットーリ騎手は、2歳馬がロイヤルアスコットのスプリント戦で7馬身差をつけて勝利するというレースは今までに見たことが無いと述べた[2]。3戦目はドーヴィル競馬場のモルニ賞(G1)に出走し、2着に3/4差をつけてG1初制覇となったが、続くチェヴァリーパークステークス(G1)は勝ち馬から2馬身差の3着に敗れた。レディオーレリアはこの年の活躍によりカルティエ賞最優秀2歳牝馬に選ばれたが、欧州以外の調教馬がカルティエ賞を受賞するのはブラックキャビア以来2頭目である[3]。 3歳時(2017年)3歳初戦となったリステッドレースのジャイアンツコーズウェイステークスを勝利したレディオーレリアは、再びアスコット競馬場に遠征。キングズスタンドステークス(G1)に出走すると、前年の同レースの勝ち馬で5歳牡馬のプロフィッタブル(Profitable)に3馬身差をつけて勝利した。次走はヨーク競馬場のナンソープステークス(G1)に出走。4歳馬マーシャ(Marsha)との競り合いになり、ゴール後は鞍上のL.デットーリ騎手が手を上げて勝利の喜びを表すも、写真判定の結果、ハナ差の2着に敗れたことが判明した[4]。その後、ブリーダーズカップ・スプリント(G1)に出走するも、10着に敗れた。 4歳時(2018年)4歳初戦は前年同様ジャイアンツコーズウェイステークスに出走し、2着に敗れた。その後、連覇をかけてキングズスタンドステークス(G1)に出走したが見せ場なく7着に終わり、このレースを最後に現役を引退した。 競走成績
血統表
脚注出典
外部リンク
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