ベセスダ・ソフトワークス

ベセスダ・ソフトワークス
現地語社名
Bethesda Softworks LLC
種類
有限責任会社
業種 情報通信業
事業分野 エンターテインメント
設立 1986年6月28日
創業者 クリストファー・ウィーバー
本社 メリーランド州ロックビル
所有者 マイクロソフト
親会社 ゼニマックス・メディア
部門 ベセスダ・ゲームスタジオ
ウェブサイト https://bethesda.net/

ベセスダ・ソフトワークス: Bethesda Softworks LLC)は、1986年6月28日に設立されたアメリカ合衆国コンピュータゲーム会社

概要

ロールプレイングレースシミュレーション、およびスポーツゲームなど広範な作品がある[1]。特に『The Elder Scrolls』、『Fallout』、『サイコブレイク』、『Doom』などのFPS/TPS系ゲームのパブリッシャーとして知られる。

クリストファー・ウィーバーによってMedia Technology Limitedの一部門として1986年にメリーランド州ベセスダで設立され、名称はその地名から取られている。現在は同州ロックビルに本社を移している。

1990年代に映画『ターミネーター』のゲーム版『The Terminator』や『The Elder Scrolls: Arena』などのDOSMSーDOS向けのコンピューターゲームを発売。その後、売り上げの低迷などを経てベセスダ・ソフトワークスの財務や法務を管理するための会社として1999年にゼニマックス・メディアが設立され、ベセスダ・ソフトワークスはその子会社としてゲームの販売を担当するようになる。

ゲームの開発は新部門のベセスダ・ゲームスタジオに移り、ベセスダ・ソフトワークスとしてはベセスダ・ゲームスタジオ及び、ゼニマックス・メディアが買収した企業やフランチャイズのゲームの販売をするパブリッシャー業務が主体となる。以後『Doom』や『Fallout』などのゲームシリーズの新作及び過去の作品の移植版も含めてベセスダ・ソフトワークスが販売を行っている。

2020年、マイクロソフト社がゼニマックス・メディアを75億ドル(約7800億円)で買収する契約を締結した[2]。これにより、ベセスダ・ソフトワークスもマイクロソフト社の傘下に入った。そのためマイクロソフト社の家庭用ゲーム機Xboxシリーズと競合する他社の家庭用ゲーム機へのゲームソフトのリリースは消極的となったその一方で、過去に販売が開始された他社の家庭用ゲーム機のゲームソフトの販売は継続している。

日本でのゲームソフト販売は、2024年6月に閉鎖したゼニマックス・メディアの日本法人であるゼニマックス・アジア株式会社が担当していた。以後はコール オブ デューティシリーズのように日本マイクロソフトが担当する。

主な作品

1980年代

1990年代

2000年代

2010年代

2020年代

脚注

  1. ^ Company Profile”. ZeniMax Media. 2012年5月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年10月11日閲覧。
  2. ^ マイクロソフトがベセスダ・ソフトワークスの親会社ZeniMax Mediaを買収…金額は約7,843億円”. Game*Spark (2020年9月21日). 2020年9月21日閲覧。

外部リンク